日本においては世界に類をみないスピードで高齢化が進行しており、少子化と相まって高齢者夫婦、独居の高齢者の増加という現象が生まれ、その結果、在宅および施設での医療・介護の重要性がますます高まってきています。医療法人英皐会は、施設介護を通じて地域社会の医療・介護に貢献するため、介護老人保健施設 港さつき苑を開設しました。 　当施設は、入院中の介護を必要とする高齢者の方が家庭にスムーズに復帰できるように自立を支援すると同時に、在宅療養に移られた後もご本人のみならず介護するご家族に対してもあらゆる面で下支えをしてゆきます。そして地域住民の方、ボランティア団体との交流をはかり、在宅療養となった高齢者の方の介護を一家族のみに頼るのではなく、地域として高齢者の方を支え見守る環境作りを整えることで、地域における介護の拠点としての役割を担ってゆきたいと考えています。 　さらに高齢者の方の尊厳を支えるために、“高齢者だから・・・”の先入観を排除し、機能回復訓練を通じて自力で歩けること、口から食事をとることなど、最後まで自分らしく生きたいという願いを叶えるためのケアを目指しています。

キリスト教精神に則り、高齢にあっても、その独立心と人権を損なうことなく、社会生活を維持できるよう支援し、「共に生きる」を基本理念として当事業を行う。

介護保険法による指定介護老人施設として、入所者・利用者の基本的人権を尊重し、施設職員の質的向上ならびに地域との交流を図ることを基本に、明るく家庭的な雰囲気のもとで、優しさと温もりのある真心サービスを提供して、入所者・利用者が自立した日常生活を営めるよう努める。

当介護福祉施設では、厚生労働省令に従った適切なサービスを提供いたします。ご入居者様一人ひとりの心身の状況に対応し、日常生活の援助を行います。ご利用者様の要介護状態の軽減や悪化防止に向けたサービスを心がけています。個々の施設サービス計画に基づいた提供をし、ご利用者様のニーズに応えるよう努めています。サービスの質向上を目指し、評価と改善に取り組んでいます。

「よどの里」では、ご利用者様の人権尊重に努め、安全・安心・信頼の医療・介護・保健活動を行います。地域と協力し、ご利用者様が活き活きと過ごせる環境を整え、リハビリテーションや心身機能の維持回復に力を注いでいます。身体拘束は一切行わず、ご入居者様の尊厳を守るサービスを提供します。