福祉サービスが充実した自治体で、民間運営の介護施設も低額なところがちらほら

新庄市は山形県北東部の都市。
市の東側には高山性植物も自生する神室連峰(陣ヶ峰、大森山、杢蔵山、八森山)がその美しい顔を並べ、登山客も訪れる場所。
街は最上川中流域の新庄盆地にあり、最上川では川下りなどが楽しめ、観光客で賑わいます。
自然の美しい所で、名物も多く、和菓子「くぢらもち」や「とりもつラーメン」などのグルメも楽しめます。
また、新庄春まつり「カド焼き大会」という、カド(魚)を焼いて食べながら桜を楽しむイベントや、「新庄祭」などがあるのでイベント好きな方にもおすすめのエリア。
特に新庄祭りは大きなお祭りで、毎年楽しみにいる方もいる程です。
観光客のためにも交通アクセスを整備しています。
JR東日本の「奥羽本線」や「陸羽西線」などが通ります。
山形新幹線は始点が福島駅、終点が新庄駅となっており、東京駅からも最短で3時間11分で新庄駅まで来られます。
市内には山交バスの一般路線バスと、新庄市市営バス「かむてん号」が走っています。
市営バスは100円単位の区間制で、路線バスが通らない区域もフォローしているので過疎地の方々の大事な足代わりとなっているようです。
緑麗しく、食べ物も美味しい場所ですが、高齢化率は深刻です。
人口は徐々に減っていますが70歳以上の高齢者は増え続けており、2005年には24.3%だった高齢化率が、2023年には33.6%にまで上がっています。
3人に1人以上が高齢者という状況ですから、新庄市は何らかの対策を練る必要のある都市の一つと言えるでしょう。
このような状況をふまえ、市は高齢者用の福祉サービスを推進することで、高齢者の生活を守ろうとしています。
70歳以上の方の敬老会費用の一部を助成する「敬老会助成」や、健康増進体操や交流会といった老人クラブ活動のサポート。
他にも多くの高齢者福祉サービスを行っています。
介護施設も市内各エリアにあり、料金も安め。
介護付き有料老人ホームでも、入居時の費用が0円・月額利用料も15万円以下というホームもあります。
最近の有料老人ホームはサービス内容も多彩で、レクリエーションは毎日実施、土いじりの好きな方には園芸コーナー、そして囲碁将棋なども用意されていますので、病院のようなイメージを持っている方には新鮮かも知れません。
一度、見学に行って実際のサービス内容を知っていただきたいです。
グループホームもアットホームな雰囲気が人気。
料金も入居時の費用0円・月額利用料10万円前後と安めです。
認知症の方はグループホームを入居先として検討してみてはいかがでしょうか。