パノラマ
TBS系列の人気ドラマのロケーション現場の近くです
つくし野駅が誕生したのは、今から半世紀近く昔の昭和中ごろのことでした。当初はプラットホームが1面しかないなど、簡素な構造の駅でした。しかし設立からわずか4年でホームの改築が実行されています。駅が建造された前後から周囲の住宅地の造成がさかんに推進されており、順調に人口が流入していた様子がうかがえます。この住宅街の大きな特徴は、大型の集合住宅の建設に対して厳しい規制がかけられていることでしょう。この影響から、バブル経済の華やかだったころから街並みがほとんど変化していません。昭和の末期から平成の初期にかけてこの地区は、高視聴率を獲得して今でも語り継がれる名作のTVドラマやCMのロケーション現場に選ばれていますが、その名残を街並みのあちこちから感じ取ることが可能です。春になると、美しい花びらが舞い散る桜並木が多いという特長があることも、すっかり有名になりました。つくし野駅は、東急田園都市線に所属する駅です。急行および準急列車は通過してしまうのですが、いずれの列車も隣接する長津田駅で乗り換えできます。長津田駅は、こどもの国線と接続していることも書いておいたほうがよいでしょう。長津田駅を離れると。6区間先にあざみ野駅が見えてきます。この駅は横浜市営地下鉄のブルーラインと接続しています。なおつくし野駅の駅前には、神奈川中央交通の路線が乗り入れるバス停留所が設置されています。つくし野駅の利用率が絶頂期を向かえたのは、バブル経済が周縁を迎える直前の時期だったといわれています。最盛期には1日平均の乗客数が8000人近くに達したというデータがあります。その後は現在まで少しずつ減少しています（1999年になると7000人以下に落ち、その9年後には6500人以下に落ちました）。6000人を割るのは時間の問題と化しています。つくし野駅の周囲に人口が集中するようになってすでに数十年が経過しています。いわゆる高齢者と呼ばれる世代も確実に増加しています。とはいえ、つくし野駅の近辺に介護施設はまだ豊富ではありません。駅から2キロ以内といった便利な場所を選んで開業している施設は数軒であれば簡単に見つけられますが、条件に合うところをなかなか見つけられないと思ったときは、速やかにもっと遠方の場所までよく探すようにすべきでしょう。施設の種類については、サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホーム・グループホームなどが混在しています。 画像の一部はwikipediaから引用しています
