玉川学園前駅周辺は高級住宅街。プレミアム感のある老人ホームも

快速急行・急行は止まらないので、急ぐ場合は新百合ヶ丘駅で乗り換える必要があります(急行なら新宿まで約37分)。しかし準急・区間準急・各駅停車は止まり、準急に乗れば約45分。乗り換え無しで新宿方面へ行けるのは便利です。
橋上駅舎を有する地上駅で、エレベーターやエスカレーター、そして多機能トイレ(車イス・オストメイト対応)のあるバリアフリー駅。車イスで移動出来るルートも確保されており、使いやすい駅と言えるでしょう。
玉川学園前駅は文教都市創造の一環として玉川学園が駅の無償提供を行い、誕生した駅。朝夕の通学時間帯は多くの学生で賑わいます。一日の平均乗降人員は約4.9万人です(2013年調査結果)。
学園を中心に宅地造成も行われ、文化人などが住む町となりました。名の通り玉川学園から1㎞程の距離にある駅で、駅周辺には住宅地が広がります。周辺が坂になっているため、歩いて移動するのには少々時間がかかる場所。しかし高級住宅街なので人気があります。
新宿方面に隣駅である鶴川駅との間に玉川学園があります。列車は学園の中を通っている形。広大な玉川学園の敷地は桜が多く、列車からも見える桜スポットです。
駅エリアには老人ホームも用意されています。介護付き有料老人ホームは入居時の費用が0円から数千万円、月額利用料は数十万円といった金額。元々が高級住宅街ゆえにやや高めですが、施設および設備等が大変豪華で、食事も専用シェフが腕をふるいます。
介護付き有料老人ホームとしては珍しく「24時間外出自由」というホームも。店や神社などのある地域ですので、気軽に散歩や買物が出来るのは楽しいでしょう。
玉川学園前駅エリアは、坂が少しあるのが難点。しかし、「文教都市」にこだわり、パチンコや風俗関係の店のない環境の良い町なのでおすすめです。駅の南北に商店街が広がり、更には駅前にスーパーなどの大きめの商業施設もいくつかあり、買物の不便はありません。郵便局や銀行も揃っています。穏やかな空気の流れる町で、のんびり過ごすのも素敵でしょう。