東大をはじめ、文教施設が取り巻くエリアです
2016年の3月下旬に、開業から20周年の記念日を迎える東大前駅。建造されてからまだ時間がそれほど経っていないため、駅構内が全体的に新しいイメージが強い駅です。設備面でも充実しています。東京大学はキャンパスを3ヶ所に分けて運営しています。本郷キャンパスについては浅野キャンパス・弥生キャンパスと合わせて1ヶ所と数えることが通例ですが、東大前駅はこの中で弥生キャンパスにいちばん近い駅です。このほか、これらの東大のキャンパスと隣接している根津神社や日本医科大学の千駄木校舎、文京学院大学・大学院にも近いです。日本医科大学については、敷地内に付属病院が建てられているため、持病などを抱えている高齢者にとっては頼もしい存在となってくれることでしょう。東大前駅は、東京メトロの南北線の管内にある駅です。隣接する後楽園駅から先に進むと、乗り換え先が豊富な駅が次々と現れます。後楽園駅では丸の内線や都営地下鉄大江戸線・三田線に乗り換えできますし、その先に登場する飯田橋駅では東西線・有楽町線や大江戸線、そしてJRの総武線に乗り継ぎ可能です。反対方面を目指すときは、最寄りの乗り換え場所となっているもは2区間先に出てくる駒込駅です。駒込駅はJRの山手線と接続しています。東大前駅のそばでバスに乗る場合は、2ヶ所に分けられた停留所のどちらかで待つことになります。どちらの乗り場も都営バスの管轄となっています。東大前駅の利用率は、過去20年を通してずっと上昇してきました。開業からしばらくの間は特にその傾向が強く、開業から6年後には2倍近い伸びに達しています。とはいえその後は、成長するスピードが急激に衰えました。2007年に12000人台に、その6年後に13000人台に乗ったものの、前年と比べて微減する年がときどき確認されています。東大前駅を起点として介護施設探しをする場合、すぐに駅から至近距離の場所に建てられた施設がいろいろと目にとまるはずです(公営の施設の場合は、特に待機している入居希望者が何人もいる可能性に注意しなければなりませんが)。最初のうちは駅から1~2キロの圏内を探すようにするとよいでしょう。施設の種別に関しては、介護付き有料老人ホームとグループホームに出くわす頻度が高いはずです。入居費用については、介護付き有料老人ホームは高額の料金が必要になることが多いはず。しかしその分、受けられるサービスは質が高くて安心できるものになるでしょう。






































