谷中と千駄木と並んで、レトロな雰囲気は絶品です
2005年から数年をかけて、構内の床や壁のリニューアル工事に取り組んでいた根津駅。白というカラーを上手に利用して、独特の味わいを醸し出す結果になったことが評判を呼んでいます。根津駅がある地域は、江戸時代から人々がよく集まってきた場所です。その代表は、東京十社のひとつに含められてきた根津神社。一般的には、つつじの名所として名高い場所です。春になると開催される「文京つづじまつり」の最中は、数千株におよぶつつじ苑が公開され、たくさんの見物客を動員しています。根津駅の周辺は神社を除いても、昔から残る建物がたくさんあります。観光客が物珍しげに闊歩する光景は、行楽シーズンでない時期でもありふれたものとなっています。根津駅は、都道437号線や言問通りに近接している駅です。これらの車道が交差する地点に沿って、都営バスが乗り入れるバス停留所が設置されています。根津駅は、東京地下鉄千代田線に所属する駅です。隣接する湯島駅では、都営大江戸線に乗り継ぎできます。その隣にある新御茶ノ水駅から先は、重要な路線と連結している駅がひたすら続きます。たとえば新御茶ノ水駅では丸の内線・都営新宿線やJRの総武線・中央線を利用できますし、その先にある大手町駅では、丸の内線のほか東西線・半蔵門線・都営三田線などとつながっています。反対方面では、2区間離れた西日暮里駅がいちばん近い乗り換え場所です。西日暮里駅ではJRの山手線・京浜東北線および日暮里・舎人ライナーを利用可能となります。根津駅の利用率は、過去の数々のデータから平成初期にピークに達したことが確実視されています。1日平均の乗降客数は、当時17000人を超えていました。20世紀が終わるころから12000~14000人の間で細かな変化を繰り返すようになっており、現在までずっと安定したままです。根津駅がある地域は、高齢者にとっては懐かしさを感じながら暮らせる雰囲気が漂っています。しかし介護施設は、都心部に近いといった事情からあまり数が多くありません。しかし駅から2キロ以内の近所で入居先を見つけることはじゅうぶんに可能です。運がよいときなら、駅から数分とかからずにアクセスできる施設に入居できるチャンスを持てるでしょう。施設の種類については、介護付き有料老人ホームが中心的です。費用は全体的に高めですが、受けられるサービスは、介護という面で見ても居住環境という意味で見ても申し分ないでしょう。



































