「佐野厄除け大師」のTV用CMですっかりおなじみの土地

隣接する佐野駅、さらにその隣にある堀米駅の間に広がる一帯は、市内の中心エリアとなっています。平坦な住宅街が街並みの大半を占めており、その合間に商業店などが点在するといった風情です。
近くを走る幹線道路をあげるなら国道50号線がその筆頭となりますが、このような大型の車道に沿って近年は郊外型の大きな商業施設などが増えており、タクシーやマイカーなどを利用することで便利な生活を営めるようになっています。
このほか、駅の周囲でひときわ目立つスポットをあげるなら、「佐野厄除け大師」の俗称で知られる惣宗寺になるでしょう。初詣のような神社の存在感が強まる時期になると、おおぜいの参拝客が押し寄せます。
佐野市駅は、東武佐野線の管内にある駅です。この路線は佐野市および、隣接する群馬県館林市をつなぐ小型の路線ですが、両自治体の各地を回るときは重宝します。隣接する佐野駅はJRの両毛線との連携が深く、この駅を中継地としてより遠くにあるJR線を目指す利用者は少なくありません。それ以外に乗り換え場所を探すなら、発着駅である館林駅に絞られます。館林駅では、伊勢崎線ないし小泉線への乗り継ぎを実現できます。
佐野市駅の利用率は、今世紀に入って以降ずっと低下しています。1日あたりの乗降客数を計算すると、900人以下になったのは2002年のことでした。その3年後には800人以下になりましたが、2010年代に入るとやや落ち着いています。いずれにせよ、減少の歩みがゆっくりとしていることは間違いありません。
佐野市駅の近隣にある介護施設は、各方向に散らばっています。いずれかの方向に集中しているといった傾向は見当たりません。駅からの距離については、1~4キロくらいの範囲に多いようですから、これくらいの距離でもいいと思えるなら一気に見つけやすくなるでしょう。
施設のタイプで語るなら、いちばん多めにたてられてきたのはグループホームでしょう。それ以外の施設は、いずれも軒数に大した違いはなさそうです。入居コストに関しては、月額使用料の平均額が10万円台前半のようです。しかし入居一時金についてはゼロというところが多そうです。