静岡駅の隣駅。介護付き有料老人ホームが人気のエリア

安倍川駅は、名前の通り安倍川に近いほか長田区の中心地区に近い場所に所在しています。区役所に用向きがあるときは、時間をかけずに出入りできる点は長所でしょう。このほか、みずほ公園や国道150号線に近い点が、安倍川駅周辺に住まいを置く場合の魅力だと考えられています。基本的には、安倍川駅の周囲は平凡な住宅街のため、暮らし向きに落ち度などは見当たりません。
安倍川駅はJRの東海道本線の管内にある駅です。安倍川駅自体は、あまり派手に脚光を浴びることはまずない駅でしょう。しかし、すぐ隣に静岡駅があるため、安倍川駅の利便性も相対的に向上します。
静岡駅は東海道新幹線が停車する駅であり、首都圏方面に行きたいときも西日本方面に行きたいときも最短で行けるチャンスが発生します。もちろん静岡駅は駅の周囲の発展ぶりについても非の打ちどころがありません。静岡県庁のような公営の施設も充実していますし、繁華街やオフィス街の発達ぶりも申し分ありません。
安倍川駅の利用率は、絶えず上下を繰り返しているものの大きな変化に至ったことは(この四半世紀の間は)ありません。1日あたりの乗客数を割り出すと、4000人台を毎年記録しています。ちなむと1996年から約10年間というもの、4300~4400人の間に計算結果が収まるばかりでほとんど変動していませんでした。しかしその後は徐々に上がっており、2012~2013年と連続して4500人を超えています。
静岡市は広大なため、人口の分布などに関してけっこうな偏りが生じています。少子高齢化の状況もその点を考慮して考える必要がありますが、年々進行していることは間違いありません。
安倍川駅の場合、静岡市に近いこともあって介護事業界から熱意がこもった目で見られることが多いようです。その結果、駅の近辺は介護付き有料老人ホームが多めに建てられています。
それ以外の施設にこだわりがある場合なら話は変わってしまいますが、安倍川駅を起点にして施設を探す場合はできれば介護付き有料老人ホームへの入居を志望したほうが正解です。料金面では安いとはいえません。その代わり、高い料金にぴったりの質の高いケアサービスを受けられるはずです。医療面でのサポートもしっかりとしています。