ログハウスを模した駅舎が印象的。駅前に古民家カフェがあります
明覚駅は今から20年近く前に、1回目の「関東の駅百選」に選出されたことで有名です。地域の木材をふんだんに取り入れた外観が、周囲の山々が織りなす風景によく溶け込んでいることが高く評価されました。
明覚駅は比企郡ときがわ町で唯一となる鉄道駅です。ときがわ町が誕生したのは、今からおよそ10年前。旧玉川村と都幾川村が合併する形で発足した自治体です。実は明覚駅は、それぞれの村の境界線にきわめて近い位置につくられていました。それぞれの村役場は現在、町役場として使用されていますが、これらの庁舎は駅から1~1.5キロくらい離れたところにあります。
明覚駅がある場所は、山地や森林に南北を挟まれた土地です。集落は車道などに沿って細長く延びています。駅の南側に広がる緑地の中には、越生ゴルフクラブがつくられています。ゴルフ愛好家の方でしたら、駅のそばまで出てくるだけで、気軽にプレイを楽しめる環境です。
明覚駅の周辺で幹線道路へのアクセスをお考えの場合は、県道172号線や188号線をお使いいただけます。駅前のバス停留所には、イーグルバスの路線が乗り入れています(町営のコミュニティバスもありますが、運行はイーグルバスに委託されています)。
明覚駅は、JRの八高線の管内にある駅です。両隣の駅はどちらにもお乗り換えが可能です。越生駅では東武越生線に、小川町駅では東武東上線にお乗り継ぎいただけます。越生駅の2区間先にある高麗川駅では、川越線のご利用が可能となります。
明覚駅は2013年から無人化されています。駅の利用率は過去10数年を通じて、下降線をたどっていました。1日ごとの乗客数を計算しますと、2002年までは600人を超えていたことが判明します。2006年に500人以下となり、その5年後に400人以下に落ちました。
明覚駅の近隣で介護施設をお探しになる場合は、駅から4~5キロ離れたところまでを検索の対象に含めていただくとよいでしょう。ただし駅から歩いて10分以内でアクセス可能な範囲となると、なかなか施設は見えてきません。施設を見つけやすくなるのは、駅から1キロを過ぎたあたりからになるでしょう。
施設のジャンルについては、グループホームが中心的です。その中で近年は、介護付き有料老人ホームの建造計画が相次いで持ち上がっています。すでにオープンしているケースを確認すると、グループホームとあまり変わらない料金体系で運営されている事例が見つかります(サービス内容は申し分ありません)。





























