本田技研やロッテの工場が近いことで有名です
狭山市内は、鉄道の駅はまだ少なめです。しかし、周辺が開けた駅を探すことは容易でしょう。狭山市駅については古くから市内の中心エリアでしたが、新狭山市については過去半世紀で急速に発展してきたという印象が強く、街並みがかなり整然としている点が印象的です。新しい都市ならではの強みがはっきりとにじみ出ているのは、北口の商店街でしょう。道路や店舗の並び方がすっきりとしているだけではありません、電線や電柱が早期に地下に吸収されており、「すかいロード」と呼ばれて久しいです。最近は、電柱や電線のない街区が全国的に増えていますが、時代の先取りに成功した一帯であることがうかがえる、誇らしいエピソードでしょう。新狭山駅の近隣を歩くと感じるのは、文教施設や工業地帯が少なくないというポイントです。また西武バスの活躍ぶりも鮮烈です。新狭山駅前の乗り場についていえば、独占状態と呼んでも違和感がないほど(とはいえ、市営のコミュニティバスやスクールバスなどは別ですが)。ちなみに幹線道路でいちばん近いのは国道16号線でしょう。新狭山駅は、西武新宿線の管内にある駅です。終着駅である本川越駅に近い位置にあります。通勤急行および特急(小江戸号)は停車しませんが、隣の狭山市駅で降りて待てば簡単に乗れるでしょう。本川越駅まで行くと東武東上線とJRの川越線への乗り継ぎが可能となります。上り方面を目指すときは、池袋線と接続する所沢駅や国分寺線・西武園線と接続する東村山駅が手近な乗り換え場所となるでしょう。新狭山駅の利用率は、細かな上下が確認できるものの大きな変動は起こっていません。1日ごとの乗降客数は、今世紀に入ってからは2万1,000~2万3,000人の間で推移する年がほとんどです。この状態が変わる兆しは、探しても特に出てこない模様です。新狭山駅から1キロ以内といった近距離圏で介護施設を探すと、老人保健施設のような完全に公的な介護施設が大半を占めるかもしれません(もっとも、今であれば民営の施設がいくつか募集を行っていますが)。しかしこれらの施設は非常に倍率が高いため、そう簡単にはチャンスが回ってきません。民営の施設を手堅く利用する方法を模索することが無難な策となるでしょう。手ごろな介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が見つかりやすい場所ですが、駅からおそらく2キロ程度離れたあたりからとなりそうです。少し遠いと感じるときはバスやタクシーの利用法を積極的に探ってみることがおすすめです。



































