武蔵嵐山駅周辺は商店多数。サービス付き高齢者住宅は医療補助あり

1923年旧菅谷村の中心部に建てられたこの駅は「菅谷駅」として開業しました。1935年、付近の渓谷を「武蔵嵐山(現・嵐山渓谷)」と命名したため観光客が増加。それに伴い駅名も「武蔵嵐山駅」に改称し、1967年菅谷村が嵐山町と改名。現在に至ります。
エレベーターや多機能トイレも設置された橋上駅舎を有する地上駅で、1面2線のホームには東上線(東上本線)の坂戸・川越・和光市・池袋方面へ向かう上り列車と、小川町・寄居方面へ向かう下り列車が発着。下りは「寄居駅行き」と案内されていますが、寄居駅までの直通列車は無く、東武竹沢駅から先の寄居方面へ行く際は小川町駅で乗り換えが必要です。
TJライナー・快速急行・快速・急行・準急・普通列車が止まる駅で、上下線ともに1時間に2~4程度停車。1日の平均乗降人員は7,729人です。(2015年度調査結果より)
武蔵嵐山駅の東西出入口前にはロータリーも整備され、駅の西口からはイーグルバスが運行するときがわ町役場入口・明覚駅経由のせせらぎバスセンター行きなどに乗れます。駅周辺には商店街も。駅から南へ少し離れますが、国道254号線バイパス沿線には家電量販店やドラッグストア、コンビニやスーパー、飲食店やホームセンター等が並んでいます。
武蔵嵐山駅周辺は昔、宿場町として栄えた場所で、安岡正篤記念館や杉山城、そして国の指定史跡である菅谷城跡(埼玉県立嵐山史跡の博物館)等があり、歴史の長さを感じさせます。ちなみに駅名の由来ともなった嵐山渓谷(旧武蔵嵐山)は、バーベキュー場やオオムラサキの森・蝶の里公園・ホタルの里などもある楽しいスポットです。
駅エリアには介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームといったシニア向けの住まいも現れました。サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用・月額利用料(食費込)ともに10万円台でレクリエーションが豊富。毎朝の体調管理や医療機関のサポート等が受けられるのも魅力です。
武蔵嵐山駅周辺は商業施設も多く、買物がしやすい場所。歴史的スポットもあり、自然も美しい場所ですので、シニア世代にもおすすめのエリアです。是非、武蔵嵐山駅周辺に誕生したシニア向けの住まいにも、足を運んでみて下さい。