パノラマ
サービス付き高齢者向け住宅とグループホームが多いです
深谷市は、県内で有数の農業地帯を抱えている都市です。秩父鉄道に乗車していると、窓からは地平線の彼方まで広がる農地をよく見かけますが、明戸駅の周辺もそのような一帯に入っています。駅の近くからひたすら農地がはじまっているというわけではありませんが、人口密度や建物の密度が平均して低く、ゆったりとした雰囲気に包まれています。駅の歴史は比較的新しく、2015年の春先にちょうど開業から30年という節目の日を迎えたばかりです。ある時期は完全に無人化されていましたが、近年はまた駅員が常駐する駅に戻されています。明戸駅の周囲は荒川に近いエリアです。ウォーキングなどに適した河川敷はたくさん手に入ります。また国道140号線は、明戸駅付近に限定すると線路と平行するような形で敷かれています。タクシーや自家用車などを呼び寄せたいときはこの道路を目印にするのが正解でしょう。明戸駅は、秩父本線に所属する駅です。「パレオエクスプレス」や「急行秩父路」といった特別な列車は停車しませんが、隣にある武川駅で降りて待てばつかまえることは簡単です。その武川駅から4区間先に進むと、寄居駅があります。寄居駅はJRの八高線と東武鉄道の東上線への乗り換えができる駅です。反対方向に関しては、明戸駅の５区間先に熊谷駅があります。熊谷駅は、JRの新幹線と在来線の双方を利用できるハブ駅です。在来線については高崎線に湘南・新宿ラインや上野・東京ラインが、新幹線については北陸新幹線や上越新幹線が待ち構えています。明戸駅は、周囲の人口が少ないため需要が限られた駅となって久しいです。近年は、１日ごとの乗客数は100名を超える程度だと見られています。明戸駅の近辺は、騒音などからほぼ無縁の土地がいっぱいです。空気や日当たりといった条件に優れていて介護施設の建造にはふさわしい土地が残っているものの、まだ軒数そのものだけで見ると進出が順調だとはいえません。納得いくまで比較を行いたいなら最初から、駅から何キロも離れたあたりまで検索範囲に含めたほうがよいでしょう。駅から５キロくらい離れたあたりまで、忘れずに目を向けるようにしたいところです。ただし、駅から数百メートルの近場に建てられている施設も若干数なら見つけられます。明戸駅のそばによく建てられてきたのはサービス付き高齢者向け住宅とグループホームでしょう。そのふたつを追うように、住宅型有料老人ホームが今増えています。 画像の一部はwikipediaから引用しています
