グループホームの軒数はかなり多めになりました

田代駅は2019年の年末に、開業から130周年となる節目の日を迎える予定で、九州では最古の鉄道駅のひとつに数えられています。創設当初は、三養基郡の旧田代村に位置する駅でしたが、その後旧田代村は町制に移行し、戦後に鳥栖市が発足するまで町内で唯一の駅として重視されてきました。現在の駅舎は、今世紀に入って間もなくリフォームされています。
田代駅の周囲は一般的な住宅街です。その合間に、久光製薬や日清製粉といった大企業の事業用地が存在します。現在でも田代駅は貨物ターミナル駅と隣接していますが、日清製粉工場につながる専用線が昭和末期まで敷設されていました。
田代駅の周囲でマイカーやタクシーによるお出迎えをお求めになる場合は、国道3号線や県道205号線、長崎自動車道・九州自動車道(インターチェンジが、駅の北東方向にあります)などをお使いになると良いです。
田代駅は、JRの鹿児島本線に所属する駅で、管内では快速や準快速などの高速で運転される列車が停車する駅に選ばれていません。しかし隣接する鳥栖駅でお待ちになれば、どちらの列車にも簡単に乗車ができます。鳥栖駅は、長崎本線への乗り継ぎができ、また鳥栖駅から2区間先にお進みになると、久留米駅にアクセスでき、ゆふ高原線および九州新幹線への乗り換えが可能となります。
反対方面では、2区間先に基山駅があります。この駅は甘木鉄道の甘木線への中継地点としてしばしば利用されてきました。この駅から2区間さらにお進みになると、原田駅に着きます。原田駅では筑豊本線をご利用できます。
田代駅は、30年以上前に無人化されたあと、再度駅員が派遣されるようになりました。しかし2015年から再度無人化されています。駅の利用率は2000年代半ばまで低下していたようですが、その後は回復に転じています。1日あたりの乗降客数は、2010年に700人を超えました。それから2年経つと、800人台に乗っています。
田代駅の周囲に建てられてきた介護施設に関心をお持ちの場合は、最初のうちは駅から2km以内を徹底的にチェックです。グループホームなどを中心に、さまざまな施設を確認できます。駅から近い施設はどうしても倍率が高いため、見つからない場合は遠隔地にある施設にも目を向けてみてください。グループホームを除くと、住宅型有料老人ホームがこのエリアでは近年、人気です。