駅からの距離と入居費用、ともに手ごろな施設が目白押し

駅前に乗り入れているバス会社は、現在は阪急バスのみです。路線は多いとはいえないものの、大阪市内の中心部に向かう路線などが混ざっており、コースの内容はなかなかの充実度を示しています。幹線道路を使いたいときは、国道176号線がいちばん近くて便利。この道路を皮切りに各方面に接続していくことが賢い運転方法といえます。
庄内駅は、阪急電鉄の宝塚本線の管内にある駅です。庄内駅は大阪市と隣接する豊中市にあり、管内でも発着駅である梅田駅と4区間しか離れていません。このため、細かいものを含めると総勢10本におよぶ路線に簡単に乗り換えられるという利点があります。その2区間手前にある十三駅では、神戸本線および京都本線への乗り継ぎが可能となります。
そして兵庫県方面を目指したいときは、蛍池駅がひとつの区分となります。蛍池駅とその隣にある石橋駅、さらに2区間先にある川西能勢口駅が主な乗換場所となるためです。大阪モノレール線や蓑面線、JRの福知山線や能勢電鉄の妙見線への乗り換えが、これら3駅にて実施できます。
庄内駅は特急や急行列車の類がいっさい停車しない駅ですが、乗客数が少ないわけではありません。阪急電鉄内では多いほうに入りませんが、1日当たりの乗降客数は万単位に達しています。もっとも、往時より減っていることは事実です。40000人を最後に超えた2000年のこと、35000人を最後に超えたのは2004年のことでした。
庄内駅の近辺は、介護施設を探す際はなかなか有利な場所かもしれません。施設の軒数が多いとは言い切れませんが、昨今の入居希望者の要望と合致する施設を見つけやすいことは事実です。
施設のタイプについてはサービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームにやや偏っていますが、両方の施設に共通しているのは入居費用が安めであること。入居一時金・月額使用料が同時に20万円以下というケースがたくさんあります。また、駅から1~2キロ圏内というそこそこ近いエリアに固まっている点も、利用者にとっては好材料でしょう。