【6/21更新】有料老人ホームを島本駅、月額利用料20万円以下（空室3件）から探す

三島郡島本町は、古くから京都・大阪間を結ぶ交通ルートの要所のひとつとして重視されてきた地域です。名神高速道路や国道171号線などが通り抜けることからもその重要性を実感できます。しかし鉄道については、JRの東海道本線と阪急の京都本線が敷設されているものの、駅の数は非常に少ないままでした。島本駅が2000年代後半になってようやく誕生したことは、新駅の発足を長い間待ち焦がれていた近隣の住民をおおいに喜ばせる結果となりました。

島本駅の周囲は、大型の団地などもつくられていますがあまり住宅などが密集している状態ではありません。緑豊かな風景がどこを歩いても広がっています。島本町役場の最寄り駅であるため、行政手続きが必要となったときはすぐに終わらせることができるはず。

このほかに駅のそばで目立つのは、駅の開通と同時に設立された町立歴史文化資料館と桜井駅跡史跡公園でしょう。まだ新しい駅のため、駅前のロータリーはとても快適です。この場所に乗り入れている路線バスは、阪急バスが運営元となっています。

島本駅は、東海道本線の中では京都線の圏内に属します。快速が常時停車する駅ではありませんが、隣駅である高槻で降りて待つと快速と新快速ともにやってきます。乗り換え場所は近くにはないため、発着駅・終着駅のほうに近づく必要があります。発着駅は京都駅、終着駅は大阪駅ですからJR・近鉄・阪急電鉄・阪神電鉄・京都市営地下鉄・大阪市営地下鉄の各線に乗り換えできます。

島本駅の利用率は、開業以来着々と伸びています。1日あたりの乗客数を計算すると、2010年に5000人を超え、2013年には6000人を突破しています。近年は、最初の1年間の増加ぶりには到底およばないもののまだ増加がストップする様子はなさそうです。

島本町はある時期から人口の成長が止まっています。ただしベッドタウンとして発展してきた歴史があり、数十年前に流入してきた住民の高齢化は着実に進んでいます。現在の島本駅のそばで介護施設を探すときのメリットは、駅からあまり遠くない範囲（2キロ圏内が、基準になりそうです）で施設が開業している例が多いこと。施設数そのものはまだ不足気味のようですが、運がよいと徒歩10分以内のエリアで入居が可能です。

特にグループホームへの入居を希望しているなら、選択肢がだいぶ多めになる可能性がありそうです。それ以外の施設については、サービス付き高齢者向け住宅などが建てられています。