駅から近い介護施設は思いのほかたくさんあります
大阪教育大前駅の歴史は、まだ四半世紀くらいしかありません。この駅は、大阪教育大学のキャンパスの一部がこの柏原市内に移転してきたことがきっかけで設立されたという経緯があります。キャンパスは駅から見て南東方向にありますが、山間部を切り開いてつくっており、勾配が激しい位置に設立しています。このため駅とキャンパスの間を380段の階段と3基連続で登場するエスカレーターでつないでいます(この情報は、駅の発足直後からたびたび報道されてきました)。駅の南側は基本的に山林地帯のため、人家などが集まっている地区は駅の北側に向かうことでアクセスできます。大阪教育大学以外にも、関西女子短期大学をはじめ文教施設が比較的多く建てられている点が特徴的です。大阪教育大前駅は、西名阪自動車道がすぐそばを通り抜ける場所に建造されました。それだけではなくインターチェンジにも近いため、マイカーやタクシーを使うならこの設備を活用することがおすすめです。大阪教育大前駅は、近鉄大阪線の管内にある駅です。大学の最寄り駅という事情があるため、準急と区間準急が停車する駅に選ばれています。2区間進むと安藤駅に着きますが、この駅は道明寺線に接続しています。その隣にある堅下駅で下車すると、道明寺線およびJRの大和路線を利用可能となります。反対方面に行きたいときは、3区間先に登場する近鉄下田駅が最短時間で行ける乗り換え場所です。この駅ではJRの和歌山線に乗り換えできます。大阪教育大前駅の利用率は、絶えず上がったり下がったりを繰り返していますが、激しい増減が起こったことはしばらく前からありません。今世紀の初めまでは1日当たりの乗降客数が6000人を切っている年が多かったと推定されています。過去10年間に限るなら、6000~6500人の間の計算結果が出る年が連続しています。大阪教育大前駅を中心に介護施設をチェックするなら、現在はある意味でチャンスの時期かもしれません。山林に覆われた土地に所在する駅ですが、それにもかかわらず駅から1キロ以内(歩いて10分くらいの距離)の場所で開業している施設が数軒程度なら確実に存在するからです。もっとも施設数が全体的に多いわけではありませんし、慎重に調べたいなら最初から3キロくらいのエリアを対象にしたほうが無難でしょう。施設の種別については、住宅型有料老人ホームおよびグループホームが目にとまりやすい状況となっています。




















