北葛城郡河合町は古墳が有名な歴史の長い町

北葛城郡河合町は奈良県の北西部の町。
奈良盆地の西部にあります。
昔、延喜式内廣瀬神社もある大和国広瀬郡だった土地で、奈良県内でも屈指の古墳群である「馬見丘陵古墳群」や「川合大塚山古墳群」など多くの遺跡が発見されています。
1889年広瀬郡川合村や・穴闇村・佐味田村等が町村制により「河合村」に。
1897年河合村の所属が広瀬郡から北葛城郡に変更されました。
1971年河合村が町制を施行して「河合町」となり、現在に至ります。
西大和ニュータウンが開発され、隣接する「上牧町」にまたがる大規模な住宅エリアを形成。
そのため、人口は2000年頃まで順調に増加し続けていました。
1970年には7,693人だった人口も、1980年1万5,793人、1990年1万9,408人、2000年には2万126人に。
その後は徐々に減り、2023年には1万7,065人となっていますが、1万人以上の暮らす都市です。
交通機関としては、近鉄の田原本線が大輪田駅や佐味田川駅、池部駅から利用可能。
JR西日本の関西本線も町内を通っていますが、駅はありません。
路線バスとしては奈良交通のバスや河合町巡回ワゴン「豆山きずな号」が町内を巡回。
西名阪自動車道が法隆寺インターチェンジから利用可能ですし、奈良県道5号・14号・36号等の一般道も走っています。
観光スポットとしてはナガレ山古墳、佐味田宝塚古墳といった古墳以外にも、廣瀬大社などもあります。
廣瀬大社は毎年2月に行われる砂かけ祭も有名です。
また、「馬見古墳群」を有する馬見丘陵公園は、奈良県内でも奈良公園に次ぐ広さの広域公園になる予定で、入場無料、駐車場無料となっています。
行楽の時季など、600台収容可能な大型駐車場が満車になるほど人気です。
町内には河合町役場や町民プール、河合町総合スポーツ公園、河合町中央体育館、河合町中央公民館等、公共施設が充実。
河合町役場は「池部駅」が最寄り。
役場の敷地には日本庭園、老人福祉センターやセミナーハウスなどもあります。
ちなみに庭園は自由に散策可能です。
さらには、スーパーやコンビニ、衣料品店といった商業施設や、歯科や内科といった個人クリニックもありますし、グループホームや特別養護老人ホーム等のシニア向けの施設も出来ています。
グループホームは入居時の頭金0円、月額利用料は15万円以下。
敬老会やクリスマス会等の年中行事に加え、ピクニックやドライブといった外出イベントも楽しめます。
まだ数こそ少ないですが、北葛城郡河合町のシニア向けの施設は、どの施設もサービス充実に努めているのでオススメです。