生駒郡平群町は古墳が多く、歴史ある町。

生駒郡平群町は奈良県西北部の町。
奈良県の生駒市や生駒郡の斑鳩町、大阪府の東大阪市、八尾市と隣接しています。
東側は矢田丘陵、西側は生駒山地や信貴山がそびえる山間地帯で、竜田川が北から南へと流れ、大和川に注いでいます。
人口は増減を繰り返しており、1970年には7,899人だった人口が1975年頃には1万人突破。1990年には2万人を超えていましたが、2010年には2万人を割り、2015年の調査では1万8,883人、2023年には1万8,434人まで減少しています。
古き時代、大和国平群郡だった地で、古代豪族「平群氏」の本拠地でした。
そのため、平群神社や平群石床神社、平群坐紀氏神社といった延喜式内社があり、古墳も64基見つかっています。
たびたび歴史の中心地となってきたエリアです。
その後、1889年に平群郡西向村・吉新村・福貴村等々が合併し「明治村」が誕生。
896年には平群郡明治村が改称して平群村となり、1971年平群村が町制施行により「平群町」になりました。
さまざまな史跡や観光スポットのある町で、真言宗十八本山14番「信貴山朝護孫子寺」や、元山上千光寺、十三仏のある金勝寺、長屋王墓・吉備内親王墓、国の史跡に指定されている「烏土塚古墳」、平群中央公園内の西宮古墳、千手院宿坊、玉蔵院宿坊といった宿坊や「信貴山のどか村」のような大型公園もあります。
町指定史跡である信貴山城、椿井城なども見られ、歴史を体感できる町です。
交通アクセスとしては、近畿日本鉄道の「生駒線」が走行。
元山上口駅や平群駅、竜田川駅から乗降出来ます。
バスはエヌシーバスや平群町コミュニティバスが町内を循環中。
車道としては、国道168号、奈良県道194号・250号、信貴生駒スカイライン等が走行しています。
国道168号の沿線を中心に、ドラッグストアや書店、飲食店、コンビニ、道の駅などが並んでいます。
特に平群駅近くは賑やかで、駅の南方にある道の駅大和路へぐりは、新鮮野菜等を求める人々で、日々賑わっているようです。
また、平群駅の東には平群町役場や町立図書館等が揃っています。
近年、介護付き有料老人ホームやグループホームといったシニア用の住まいも誕生しました。
介護付き有料老人ホームは駅のすぐ近くにも出来ており、「行きやすい」と好評です。
加えて、入居時の費用が数百万から数千万円という高級系の施設は設備やサービスが豪華。
24時間介護士だけでなく看護士も常駐していますし、入居者の皆さまで楽しく歌を歌ったり、話したりできる穏やかな雰囲気です。