パノラマ
八尾市の中心地区からあまり離れていない場所で便利に過ごせます
八尾市の表玄関のような役割を果たしている、近鉄八尾駅。現在は場所が変更されているものの、つい数年前までは8月になると駅前で「八尾河内音頭祭り」が開催され、おおぜいの見物客を集めてきました。駅の周囲は、特例市の中心部にふさわしい発展を遂げています。市役所や市民文化会館といった公共の施設が固まっていることはいうまでもありません。そして、商業施設の集中ぶりについてはすさまじいものがあります。全国的に名高いチェーン店がよく進出しているほか、商店街が数ヶ所駅の周辺に設置されています。市立病院をはじめとした医療機関や金融機関の支店など、ないと困る設備はほとんどが駅の周りでめぐり会えます。
近鉄八尾駅前に乗り入れているバスは、すべて近鉄バスの手によるものです。コースは現在10種類前後に集約されています。2014年までは市営のコミュニティバスの運行も実施されていましたが現在は終了しています。
近鉄八尾駅は、近鉄大阪線の中では準急・区間準急列車が停車する駅。急行や快速急行に乗り換えたいときは、近くに停車する駅がない点は少し残念な点かもしれません。しかし布施駅・鶴橋駅・河内国分駅・五位堂駅などまで行けば目的を果たせます。
乗り換え場所に関しては、隣接する河内山本駅で信貫線に乗り換えられます。それ以外となったらある程度離れた駅まで行かないといけませんが、道明寺線とJRの大和路線と連携している堅下駅・JRの大阪環状線や大阪市営地下鉄の千日前線と接続している鶴橋駅、そして3つの路線と提携している大阪上本町駅などが有力な乗り換え場所でしょう。
近鉄八尾駅の利用率は、10数年を通してあまり変化していません。1日平均の乗降客数は、しばらく前から30000～35000人くらいの間で上下していますがはっきりとした傾向などはありません。今後についてはどう変わっていくか、専門筋にも予測が難しい状態です。
近鉄八尾駅の周りは、とても経済活動が活発なエリアです。この中に介護施設を建てることはあまり望ましいことではないため、駅から10分以内で行けるような範囲に建てられた施設はほとんどないようです。
しかしあまり遠ざからなくてもいい点がこのエリアのセールスポイント。駅から1～2キロくらいの範囲に手ごろな安さでサービスを提供してくれる施設がけっこう建てられています。主にサービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームが、初期費用10～40万円くらいで契約できる施設を提供しています。
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