二ノ瀬駅周辺は自然溢れる場所。介護付き有料老人ホームは外出あり
二ノ瀬駅は、京都府京都市の左京区に位置する叡山電鉄「鞍馬線」の駅。1929年鞍馬電気鉄道の駅として開業し、1942年には京福電気鉄道鞍馬線の駅に。その後1986年に叡山電鉄鞍馬線の駅となり、現在に至ります。
二ノ瀬駅は無人駅で、出町柳駅行きのホームにはログハウス状の待合室も。トイレも設置されていますが、車イスでの利用は難しい状態で、今後のバリアフリー化が望まれる駅です。
鞍馬線の単線区間のほぼ中間にある駅で、日中は全ての列車が二ノ瀬駅で行き違います。2面2線のホームには鞍馬線の宝ケ池・出町柳方面行きの上り列車と、貴船口・鞍馬方面行きの下り列車が停車。上下線共に1時間に1~3本程止まり、特に朝の9時から18時まではコンスタントに1時間に3本程発着します。ちなみに両隣の駅が近く、南隣の「市原駅」まで1.3km、北隣の「貴船口駅」まで1.0kmという距離。沿線に住めば鞍馬線が利用しやすいです。
二ノ瀬駅から市原駅にかけて、沿線には楓の木が植えられており、その一帯は「もみじのトンネル」として有名。秋の紅葉シーズンには車窓から素晴らしい紅葉を楽しめます。11月に開催される「貴船もみじ灯篭」では、駅構内の紅葉がライトアップされるため、夜も綺麗です。
最寄りのバス停は「二の瀬」停留所。高野車庫行きの北山バーディ号や、花背交流の森・大悲山口経由の広河原行き、上賀茂神社・堀川通経由の京阪出町柳駅行き、鞍馬温泉行き、地下鉄国際会館駅行き等の京都バスが止まります。
山間にある駅で、周辺には商店や自動販売機も無い、静かで自然に溢れた場所。駅の東を流れる鞍馬川に沿って集落が存在し、集落を縦貫する鞍馬街道(京都府道38号京都広河原美山線)も通っていますが、秘境のような雰囲気ですので、そういった場所が好きな方には大変魅力的な場所でしょう。
二ノ瀬駅の近くには東海自然歩道の夜泣峠も。二ノ瀬ユリ登山道も近隣にあり、二ノ瀬駅は登山客の姿も見られます。また、称名院や富士神社・守谷神社、龍田神社、白龍園といった観光スポットも多数。自然の好きな方にお薦めのエリアです。
数こそまだ少ないですが、エリア内にはグループホームや介護付き有料老人ホーム等が出来ています。介護付き有料老人ホームは娯楽も豊富で外出イベントも楽しめます。介護施設をお探しの方は、是非二ノ瀬駅エリアにあるシニア向けの住まいも見学してみて頂きたいです。

















