二軒茶屋駅周辺は静かな住宅地。介護付き有料老人ホームは設備充実

二軒茶屋駅は、京都市左京区の静市市原町にある駅。1928年開業の無人駅です。昔、鞍馬などへ向かう旅人のためにあった2軒の茶屋が駅名の由来。しかし、昭和以降も続いていた茶屋も移転や廃業により、今は残っていません。
2面2線のホームには宝ケ池・出町柳方面の上りと、貴船口・鞍馬方面の下りの列車が停車。発着本数は多く日中は1時間に6本以上。朝の運行時間も長く、5時から深夜0時までなので便利です。
駅の南西800m程の場所に京都産業大学が1965年に開学。二軒茶屋駅の裏の高台には京都産業大学の第2グラウンドがあり、駅前には大学へ向かうシャトルバスが止まります。二軒茶屋駅は京都産業大学との結びつきが強いのが特徴です。ちなみに大学の横にはゴルフ場や美しい緑地が続いています。
大学の開学以来、周辺は宅地造成がすすみ、山間部まで住宅地が広がりました。駅の西を走る京都府道40号「下鴨静原大原線」を中心に、洛北病院やコンビニなどが点在。基本的に自然の多い、静かな住宅地です。
駅舎は京都府道40号とは反対側の山の斜面に建てられていますが、最寄りのバス停は府道にある「二軒茶屋」停留所。京都バスの広河原行きや京阪出町柳駅行き、鞍馬温泉行きや国際会館駅行きなどが止まります。
両隣の駅も近く、南の「京都精華大前駅」までが1.2km、北の「市原駅」までが600mという距離。沿線に住めば列車の利用もスムーズです。
二軒茶屋駅エリアには介護有料老人ホームやグループホームなどが徐々に増えています。介護付有料老人ホームは、入居時の費用が数十万から数百万円という施設が多く施設も綺麗です。月額利用料は10万円台から20万円台といった金額。介護だけでなく看護も手厚く、介護度や医療依存度の高い方も安心して暮らせるホームです。また、場所にもよりますが居室にはトイレやインターネットも完備。麻雀や囲碁将棋などが楽しめる所もあります。
グループホームは入居時の費用0円・月額利用料20万円未満。家庭的なホームで、認知症の方が楽しく暮らせる環境が整っています。
二軒茶屋駅周辺は大型商業施設などのない穏やかな場所。鞍馬線やバスのおかげで移動はしやすいです。是非、駅エリアのシニア向けの住まいに足を運んでみて下さい。のびのびとした雰囲気の中にある、綺麗な施設を見学すれば「住んでみたい」と思えるかも知れません。