綴喜郡井手町は緑溢れる町。歴史・観光スポットも充実

綴喜郡井手町は京都府南部にある町で、京都府の城陽市、木津川市、宇治田原町、精華町等と隣接。
京都府の市町に囲まれており、他県とは接していません。
木津川の支流「玉川」が井手町を東西に流れており、川沿いは桜が美しく、春には花見客で賑わいます。
山林が町の約70%を占め、田畑も多いです。
農業と土木業がメインですが、近年、携わる人も減っている為、町工場等誘致条例を制定し、企業の誘致に努めています。
そういった努力が実り、徐々に地元雇用が増えています。
井手町の人口は1970年8,560人、1980年9,258人、1990年9,234人、2000年9,102人、2010年8,447人、2015年7,910人、2023年7,009人と緩やかに減少していますが、概ね安定しています。
交通アクセスとしては、JR奈良線が玉水駅や山城多賀駅から利用可能。
玉水駅は快速も停車する為、町の中心駅となっています。
車道としては、高速道路は通っておらず、国道24号、国道307号、奈良県道・京都府道65号、京都府道70号・321号等の一般道路が発達しています。
綴喜郡井手町は奈良時代の貴族であり政治家である橘諸兄ゆかりの地。
橘諸兄は「井手の左大臣」と呼ばれ、万葉集の撰者もしていた有力者で、橘諸兄の旧跡などが見られます。
井手寺跡や平城京の「南都七大寺」の一つである「大安寺」の瓦を作っていた「石橋瓦窯」の遺構も有名です。
さらには、府景観資産に登録された「大正池」、府指定文化財「高神社」、小野小町塚、蛙塚、六角井戸…等々、歴史的スポットも多く、万灯呂山展望台、竜王の滝など、観光スポットも。
府天然記念物に指定された「しだれ桜」のある地蔵禅院や玉津岡神社等々、神社仏閣も豊富です。
町内には高校や大学はありませんが、小中学校は揃っています。
また、飲食店や井出町図書館、左馬ふれあい公園などのスポットも点在。
ケアハウスや特別養護老人ホームなどのシニア向け住まいもできました。
まだ、数こそ少ないですが、ケアハウスは入居時の費用20万円前後、月額利用料は数万円から10万円台です。
居室が広く、大型収納や、おしり洗浄付き洋式トイレ、小さなベランダなども備わっています。
食事にも力を入れており、旬の野菜を使い、天ぷらや煮物など、慣れ親しんだ料理を提供。
ゆっくりくつろげる畳の間や、綺麗な中庭など、設備も充実しているのでおすすめです。
綴喜郡井手町は大変緑豊か。
井手町さくらまつりや谷川ホタル公園のほたる祭りなども賑わいます。
是非、シニア向け住まいの見学がてらにお立ち寄り下さい。