新しい大学が設立されて、駅の周りがだいぶ変わりました
2004年に、約40年ぶりに駅名が変更された県立大学駅。その翌年は駅舎のリニューアルも行われています。現在の駅名の由来となっている神奈川県立保健福祉大学は、2003年に設営されたばかりの真新しい文教施設で、県内では唯一の県立大学として貴重な存在です。県立大学駅は東京湾に面した場所に所在する駅で、市当局が懸命に誘致して設立された大学のキャンパスがある場所をはじめ、埋立地がかなり周囲に広がっています。このような背景から郊外型の商業施設が近年さかんに進出しています。集合住宅の多さも、街を歩いているとすぐに気が付く特徴でしょう。道路事情は全体的に良好で、タクシーやマイカーを使えば県の中心部や都内に出向くことは簡単です。バスについては駅前で乗ることはできませんが、近くを走る国道16号線のそばをはじめ徒歩数分の圏内に2ヶ所乗り場が置かれています。京浜急行バスと湘南バスの路線の利用が可能です。県立大学駅は、京急本線に所属している駅です。高速で運転される列車はまったく停車しませんが、両隣の横須賀中央駅や堀ノ内駅で降りて待っていれば、快特などに乗車できます。堀ノ内駅は、久里浜線への乗り換えを行う場所としても大切でしょう。その次に近い乗り換え場所は、7区間離れた金沢八景駅でしょう。逗子線および横浜シーサイドラインの金沢シーサイドラインへの乗り継ぎができます。金沢シーサイドラインへは、この駅から3区間先にある杉田駅も接続しています(杉田駅は、JRの根岸線への乗り換えができる駅でもあります)。県立大学駅の利用率は、20世紀の終わりから21世紀の初めにかけて徐々に上昇していました。1日ごとの乗降客数は、2003年に初めて1万1,000人を、そしてその4年後には1万2,000人を超えました。ただしこの数年は横ばいに転じており、安定期に入ったという見方をする人が増えています。県立大学駅の周辺の介護施設は、総数で見るならまだたいしたスケールではないかもしれません。ただし駅から近距離、および中距離圏内の各地に散在しており、駅へのアクセス事情やコストなどの各条件をヒントにして探すことが簡単になってきました。介護付き有料老人ホームの軒数が多い土地のようですが、住宅型有料老人ホームやグループホームを見つけられる機会も少しならあります。料金体系については、変動制を導入しているところが多数派となっている模様です。月額使用料については20万円~30万円台のところをよく見かけます。












































