横浜市営地下鉄がクロスする駅。高齢者の数も多く、介護施設も増設のさなか

駅の周辺には、都筑区役所のような公的機関から、港北ニュータウンの住民のために建てられた商業施設まで、生活に必要な施設がたくさん集まっています。隣にあるセンター北駅ほどではありませんが、便利さではじゅうぶんな水準に達しています。
駅のすぐ下にバスターミナルがあり、市営バスと東急バスがたくさん乗り入れています。このおかげで近隣への移動はほとんど間に合ってしまいます。また、羽田空港と成田空港へいくためのリムジンバスを使えるため、旅行に行きたくなったときに非常に役に立ちます。
なお、近くの駅の中で乗り換えなどができる駅は、あざみ野駅(田園都市線と接続)と新横浜駅(横浜戦や東海道新幹線の利用が可能)でしょう。新横浜駅の向こうに行くなら、横浜駅にじきに辿り着きますから、乗り換えできる路線は片手の指では収まらないくらいに増えますが。
駅の利用者の増加は、毎年とどまることを知りません。1日当たりの乗降客数が30000名を超えたのが2002年、40000名を超えたのが2007年のことでした。2009年には一気に65000名を超えるほどに膨れ上がっています。2013年には75000名を超えており、さらなる増加がまだ予想されます。
センター南駅を中心に老人ホームや高齢者専用住宅を探す場合、すぐそばに港北ニュータウンがあることや、都筑区・港北区・緑区と広域にまたがって探す必要があることに留意したほうがいいでしょう。駅のすぐそばには施設が少ないものの、グループホーム・住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅など、施設の種類はわりと多岐にわたっています。
安い施設から高額な施設まで、費用の点でチェックしてもバラバラで、予算で区切って絞り込んでも、わりと選択肢が多めに残りそうな点は高く評価されてよいでしょう。月額使用料を安く抑えたい場合は、10万円台前半で一度探してみるとおそらく納得のいく結果が得られるのではないでしょうか。その他、グループホームのような小ぢんまりとした種類であっても、比較的建物や敷地のサイズが大きめの施設が目につく点も、評価の対象にいれていいかもしれません。