菜の花の名所にいつでも行ける点がポイント

二宮駅の周囲で有名な施設といえば、なんといっても目と鼻の先にある吾妻山公園でしょう。毎年1~2月になると、菜の花がいっせいに開花して絶景を鑑賞できるため、見物客が毎年押し寄せます。それ以外のシーズンも、眺望がすばらしいため憩いの場所として住民に愛されています。
二宮駅は、しばらく南進すると太平洋に出くわします。夏になると、二宮袖ヶ浦海水浴場がレジャー客でごった返しますが、このような海岸線に沿って、西湘バイパスが走り抜けています(インターチェンジも、二宮駅からはそれほど離れていません)。
また、国道1号線に近いことも遠出したいときはプラスに働くことでしょう。駅前から乗り降りできる路線バスは、おもに神奈川中央交通グループの手で運行されています。ただし、二宮町が運営するコミュニティバスを使うことも不可能ではありません。
二宮駅は、JRの東海道本線の管内にある駅です。隣接する国府津駅は、御殿場線との乗り換え場所としてよく選ばれます。そのほかに近くに所在しており、乗り換えのチャンスがある駅といえば茅ケ崎駅でしょう。茅ケ崎駅は、相模線と接続しています。
二宮駅の利用率は、ゆっくりと下降しています。1日ごとの乗客数を計算すると、1999年に16000人以下に落ち、その3年後に15000人以下に落ちています。その後は、14000人を割るまでに9年ほどかかりました。しかし過去10年に絞って推移状況を眺めると、横ばいに転じているという見方も成立します。
二宮駅の近くで介護施設への入居を検討するなら、移動などが便利な場所に暮らせるチャンスをつかめるかもしれません。なぜならば、駅から1~2キロくらいの近場で営業している施設が現在、かなり多めになってきたからです。
もっとも便利なロケーションに恵まれている以上、申し込みが殺到しやすいことは事実です。なるべく、いろいろな施設をチェックするようにしたほうが無難ですし、もっと駅から遠い場所にある施設にも目を向けてみることも大切でしょう。施設の区分については、介護付き有料老人ホーム・グループホームが主流となっていますが、ケアハウスのような形態の施設も一部に存在します。