富士フイルム前駅周辺は商店有。介護付き有料老人ホームは医療補助有
富士フイルム前駅は、神奈川県南足柄市の狩野に位置する伊豆箱根鉄道「大雄山線」の駅。1956年に開業しました。一階建ての駅本屋には待合所もあり、駅南側には時計台の付いた公衆トイレも。無人駅ですが朝夕の通勤時間帯のみ有人改札です。
1面1線のホームのある地上駅で、小田原方面行きと大雄山方面行きの列車が停車。上下線共に朝の7時から21時までは12分おきに発着するため、利用しやすいでしょう。運行時間も朝の5時から夜の11時までと長めです。1日の平均乗車人員は、2000年度957人、2004年度870人、2008年度690人で、年々緩やかに減少しています。(「神奈川県県勢要覧」より)
駅周辺は基本的に住宅地で、薬局やスーパー、コンビニ等が点在。浮泉の池、極楽寺といったスポットもあります。駅のすぐ南を狩川の支流「貝沢川」が流れており、筏場橋が架かっています。橋を渡って100メートルほど南下すると、県道74号の狩野交差点と合流。更に南には狩川が流れ、富士フイルム神奈川工場足柄サイトが広がっています。
両隣の駅が近く、東隣の「和田河原駅」まで900m、西隣の「大雄山駅」まで500mという距離。和田河原駅は富士フイルムの正門までの最寄り駅です。一方、大雄山駅エリアは南足柄市の中心地で、南足柄市役所や南足柄市文化会館といった公共施設や、スーパーや商店、学習塾等が顔を揃えています。富士フイルム前駅エリアからも近いですので、駅周辺は生活しやすい場所だと思います。
近年、富士フイルム前駅エリアにも介護付き有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まいも現れました。介護付き有料老人ホームは入居時の費用0円・月額利用料(食費込)が10万円台で、居室も都心に比べると広めです。介護予防や機能回復にも繋がるリハビリが発達。地域交流もあるので面白いでしょう。24時間介護士常駐で協力医療機関による夜の往診も受けられます。体調を崩しやすい方も安心です。
また、入居時の費用が20万円台から50万円台・月額利用料(食費込)が15万円以上~30万円以下という料金で、天然温泉のある介護付き有料老人ホームも誕生。入浴が楽しいです。
富士フイルム前駅エリアは商業施設もあり、大雄山駅エリアにも近いのが魅力。主要駅「小田原駅」までも直通で20分程度です。シニア世代にもお薦めのエリアですので、一度駅周辺のシニア向けの住まいに足を運んでみて下さい。
































