大口通商店街の最寄り駅です。品揃えはなかなかです

戦後間もない時期に建設された大口駅は、2017年12月に開業から70周年目の記念日を迎えました。10年ほど前に駅構内のバリアフリー設備不足の改善を求める声が出たので、2011年から駅の改定工事が行われました。その甲斐あって、ご高齢の方でも移動しやすい駅に生まれ変わっています。
大口駅の周囲はかなり密集した市街地です。駅に近い範囲には商業施設がたくさん集まっており、駅の西口から出ていただくと横浜市内でいちばんスケールが大きい商店街「大口通商店街」に簡単にアクセスできます。とくに知名度が高いのは夏の縁日ですが、そのほかにも定期的にイベントが開催されています。
大口駅から横浜港の方角に向かっていただくと、第一京浜道路や首都高速神奈川1号線にぶつかります。駅付近にはバス停留所が2ヵ所設置されており、市営のコミュニティバスを運行しています。
JRの横浜線に所属する大口駅。隣接する東神奈川駅はこの線の発着駅で、京浜東北線や京急本線にお乗り継ぎできます。もう片方の隣駅の菊名駅で下車していただくと、東急東横線へのお乗り継ぎが可能。菊名駅の向こうには新横浜駅があるので、東海道新幹線および横浜市営地下鉄のブルーラインのご利用ができます。
大口駅の利用率は過去四半世紀を通して一貫して上昇中です。1日ごとの乗客数を計算しますと、2001年に1万6,000人を突破したことが判明します。その6年後に1万7,000人を超えました。ときどき微減する年が出ているものの、2010年代に入ってもまだ伸びています。2015年はとうとう1万8,000人以上を記録しました。
大口駅の周囲の介護施設にご入居を考え中でしたら、まずは駅から2km以内を目安にチェックすることをおすすめします。駅から徒歩10分圏内といった近場に限定されると難しくなりますが、駅から1km前後遠ざかると施設を発見できる可能性は上がっていきます。
施設のジャンルについては、介護付き有料老人ホームおよびサービス付き高齢者向け住宅あたりが人気を呼んでいます。費用面で比較すると、サービス付き高齢者向け住宅は介護付き有料老人ホームより入居一時金・月額使用料ともに安価に落ち着く傾向があります。月額使用料が安めの施設相場は、だいたい10~20万円台です。