6月になると、町のシンボルであるあじさいが咲き誇ります

神奈川県南西部に位置する、足柄上郡開成町。
小田原市と南足柄市、それから同じ足柄上郡の松田町・山北町・大井町と隣接しています。
2025年の2月には、町が合併・誕生してからちょうど70周年目となる記念日を迎えます。
町内は、北部を中心に農地が広がる光景がまだ多く残っています。
東部は、松田町や大井町との境界線にあたる部分を酒匂川が流れています。
この川の西岸の河川敷にあるのが、広々とした開成水辺スポーツ公園です。
運動目的の設備などが数ヵ所つくられています。
もちろん、ご高齢の方々がゆっくりとお散歩を楽しめる場所が園内にたくさん見つかります。
お気軽にご利用できる公園は、ほかに開成駅前第2公園も外せません。
園内に、小田急ロマンスカーの3100形の先頭車両が展示保存されています。
この車両は「ロンちゃん」の通称で親しまれてきました。
開成町の町の木はシイガシ、町の花はあじさいです。
そして田園風景の中に、5,000株ものあじさいが植樹されたあじさいの里があります。
6月の開花時期になると、水田を背景とした大量の花々が咲き乱れるため、素晴らしい眺めをお楽しみいただけます。
毎年あじさいまつりが開かれており、ダンスや大道芸といったさまざまな演目が企画されて観衆を魅了してきました。
町内を代表する史跡に、あしがり郷瀬戸屋敷があります。
江戸時代に、この地域で名主を務めてきた名家である瀬戸家の屋敷です。
毎年5月になると端午の節句に合わせて、鯉のぼりを出したり甲冑を展示したりと、いろいろな催しが行われます。
開成町には、30年以上前から小田急小田原線の開成駅が運営されています。
開成駅前の広場では、2003年から箱根登山バスが一般路線のサービスを開始しました。
町内で幹線道路をお使いになる場合は、県道78号線・712号線・720号線あたりが近くて便利な車道でしょう。
開成町の人口は、数十年前から増加の一途をたどってきました。
平成に入ってからはその勢いが一段と増しています。
2023年には人口1万8,566人となっています。
町内の高齢化率は、同年の調査では25.2%と公表されています。
開成町で今から介護施設をお探しになる場合は、公的な施設でしたらグループホームや介護老人保健施設が、民営の施設でしたら介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が見つかりやすいでしょう。
開成町は広い自治体ではないですし、なるべく多くの施設に足を運んでいただくことがおすすめです。