足柄下郡箱根町は箱根駅伝で有名。温泉や観光スポット満載

足柄下郡箱根町は、神奈川県の西部。
箱根山などの山々が連なり、箱根峠の東にあります。
塔ノ沢、湯本、宮ノ下、大平台など、町内のさまざまな温泉の総称が「箱根温泉」です。
昔ながらの温泉街が広がり、今でも多くの温泉ファンが温泉を楽しみに訪れています。
江戸時代の関所「箱根関」があった場所で、歴史も長いエリア。
雄大な自然スポットの他にも神社仏閣や美術館、お祭り等々…見どころ満載の街です。
伝統工芸である寄木細工が有名で、土産物屋には寄木細工のストラップ等が並んでいます。
お正月に開催される箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)が有名で、駅伝の時期は箱根町も大いに賑わいます。
また、カルデラ湖「芦ノ湖」とその周りの自然が美しく、2016年には芦ノ湖の周辺が「森林セラピー基地」に認定されました。
人口は1975年頃までは2万人以上いましたが、その後2万人を切り、1980年19,882人、1990年19,365人、2000年15,829人、2010年13,853人、2015年11,786人…と減少しています。2023年には人口1万845人と1万人を切るのも時間の問題です。
しかし、観光地として人気がある為、毎年多くの観光客が訪れる町です。
交通アクセスとしては箱根登山鉄道の鉄道線が走行。
箱根湯本駅や大平台駅、彫刻の森駅、強羅駅等から乗降できます。
また、関東で最古とされるケーブルカー路線「箱根登山ケーブルカー」に強羅駅から乗れば、公園上駅や上強羅駅等を通り早雲山駅まで行けます。
早雲山駅からは箱根ロープウェイが出ており、大涌谷駅と姥子駅を経由して桃源台駅まで行けます。
ちなみに桃源台駅の近くには芦ノ湖や芦ノ湖キャンプ場等があり、芦ノ湖の桃源台港から箱根海賊船の愛称を持つ「箱根観光船」に、湖尻港からは伊豆箱根鉄道の「芦ノ湖遊覧船」に乗れます。
さらには、箱根駒ヶ岳ロープウェーに乗れば箱根園駅から箱根駒ヶ岳の頂上エリアにある駒ヶ岳山頂駅まで行ける為、多くの観光客が利用しています。
「富士山や芦ノ湖などがゆっくり見られる」と好評のようです。
また、箱根町には有料道路「箱根ターンパイク」「芦ノ湖スカイライン」が通り、一般道も国道1号や138号、神奈川県道75号等が整備されています。
そういった車道を利用して、伊豆箱根バスや小田急箱根高速バス、箱根登山バス、東海バスオレンジシャトルが町内外を結んでいます。
町内には介護付き有料老人ホームやグループホーム等のシニア用の施設が緩やかに増加。
介護付き有料老人ホームは天然温泉付きの所も誕生し、「さすが箱根町。
お風呂が気持ちよくて嬉しい」といった感想も聞かれます。
一方、病院のすぐ近く出来たグループホームなら、安心感があるのでおすすめです。