過去半世紀で、みるみる発展してきた市街地

市街地が形成されてからすでに半世紀が経過しており、完成度の高さでは申し分ありません。商業施設やエンターテインメント関係のサービスなどはまんべんなく進出しており、高齢者にとっても何かと頼りになる街です。
バスのロータリーは北口・南口双方に設営されています(やはり、南側のほうが需要が高いため規模で上回っていますが)。京王バスと神奈川中央交通が管轄する路線の利用が可能です。
相模原駅はJRの横浜線に所属する駅です。隣にある橋本駅が、いちばんの乗り換え中継地点となる可能性が高いです。JRの相模線のほか、京王相模原線が通るため、必然的に1区間ですぐに下車する確率は高いものになるでしょう。
さらに先に行くと、京王高尾線に接続する片倉駅がありますし、そこから1区間乗車すると終着駅である八王子駅にたどり着きます。八王子駅では特に中央線が乗り入れている点が大きなメリットとなるでしょう。そのほか、八高線や京王線が乗り換えの目的となりそうです。
相模原駅の利用率は、平成に入るとそれまでと打って変わって上昇しなくなりました。1日あたりの乗客数の推移を確認すると、1990年代初期からの約20年間で3000人程度の違いしか見られません。ただし21世紀に入ってから少しずつあがっていることは見て取れます。2007年には初めて28000人を超過しました。
相模原駅の近隣にある介護施設は、今のところ介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの2種類が中心勢力となっている様子です。そのかたわら、サービス付き高齢者向け住宅が急速に軒数を増やしているところでしょうか。
最大で1000万円を大きく超える、とても高額の費用が必要となる可能性がある、超高層マンションのような建物を擁する施設も数軒ありますが、どちらかといえばその反対の特徴を備えた施設(入居一時金と月額使用量を合算して、30~40万円以内のタイプ)のほうが多めに建てられています。費用面ではリーズナブルなエリアだとみなしてかまわないでしょう。
日当たりや風通しなどに関しては、好条件に恵まれた施設ばかりが入居者を現在募集しており、安い施設を選んだ場合であっても明るさや健康的な暮らしを営めることはほぼ間違いないでしょう。