学生街・住宅街の近くで老後を送るのも乙なものです

桜美林大学や青山学院大学のキャンパスが広がっていることから、二十歳前後の若い通行人を当たり前のように駅周辺で見かけます。学生向けの施設も多いですが、もっと大人の世代の利用を目的とした施設もかなり多いため、高齢者にとって暮らしにくい土地ではありません。
学生や団地の住民の利用を促進する必要があるため、バスの本数はかなりの数に達しています。神奈川中央交通が管理する路線が大半を占めていますが、市営のコミュニティバスの路線も若干存在します。
淵野辺駅はJRの横浜線の管内にあります。近くて便利な駅を探すなら、候補となるのは町田駅と橋本駅でしょう。前者は、町田市の中心部に出られる点に加え、小田急小田原線に乗り換えられる点が好材料となっています。後者は、JRの相模線と京王相模原線の2路線への乗換えを実現できます。
横浜市内に出向きたいときは、市営地下鉄のブルーラインやグリーンラインに乗り継ぎできる駅で下車するとよいでしょう。ブルーラインは新横浜駅で、グリーンラインは中山駅で乗車可能です。もっともブルーラインについては、横浜駅や桜木町駅で降りて乗り継ぎするという手も考えられそうですが。
淵野辺駅の利用率は、一貫して右肩上がりの成長を続けていました。しかし青山学院大学の学部移転などの影響を受けたため、2013年に少し目立つ低下が確認されました。1日あたりの乗客数が、前年より3000人以上減ったのですが、これはいずれ回復するものと推定されています。
淵野辺駅を起点にして介護施設を調べると、駅から多少離れたところを範囲に含めて探すほうがよいことがわかります。ほんの数分で到着するような至近距離で探すことはかなり難しいことはあらかじめ覚えておいたほうが無難です。ただしバスがとても発達しているエリアですから、そのようなことは些細な欠点でしかありません。基本的に、さまざまな施設があってさまざまな利用者にとって施設選びがはかどるエリアといえます(費用体系などを見ても、安い施設がそれなりに見つかります)。