にぎやかな場所に建てられた、質の高い介護施設群
2014年の7月下旬、一般の子供たちが夏休みに入ったばかりのころに開業100周年の節目の日を迎えた高見馬場停留場。江戸時代末期までは、武家屋敷に直属する馬場が置かれていた地域でした。明治に入ってからもこの地区の重要性が衰えることはなく、現在まで人々が熱心に集まる場所として栄えています。
近年の高見馬場駅周辺は、オフィス街という性質が強く、ビル群が多く立ち並んでいます。その点に加えて、近隣につくられている歓楽街への出入り口という認識を持つ市民が少なくありません。
ビジネスホテルなどが多いため、時間帯を問わずビジネスマンが歩く姿がよく目撃される場所でもあります。金融機関の支店の多さも、高見馬場停留場周辺の目立った特色のひとつでしょう。
名所らしい名所を求めるなら、ザビエル公園が近い点がふさわしいでしょう。園内には、宣教師として教科書に載っているフランシスコ・ザビエルのモニュメントが建立されています。
高見馬場停留場は、鹿児島市電の1系統と2系統が交差する停留場です。第一期線の管内では、鹿児島駅前停留場が始点となっています。この停留場を介して、JRの鹿児島本線や日豊本線へ乗り継ぐ乗客がたくさんいます。その反対方向に進むと谷山線の管内に入りますが、南鹿児島駅前停留場ないし脇田停留場まで行くとJRの指宿枕崎線に乗り換えできます。第二期線の管内においては、鹿児島中央駅前停留場が近くて便利です。この停留場を経由しても、日豊本線・鹿児島本線・指宿枕崎線を利用可能となります。
なお高見馬場停留場を出てからバスを利用の場合、付近にて設営されているJR九州バスグループの路線を利用できます。高見馬場停留場の所在地は、人の出入りがひたすら活発な土地柄です。そのような土地の場合、介護施設が少ないことがよくあるのですが、高見馬場停留場の付近は施設が充実しています。駅から2キロ以内で探すだけでも、かなりの施設を発見できます(歩いて10分以内、といった絶好のロケーションに恵まれている事例もいくつかあります)。
ただし、できたら4~5キロくらい離れたところまで、1回はチェックしたほうが無難でしょう。施設のジャンルについては、グループホームや住宅型有料老人ホームが多いのですが、サービス付き高齢者向け住宅もだんだんと進出しています。料金面では、安価な例とそうではない例が両方あります。























