水族館のほか、薩摩の歴史を学べる名所が集まった地区です
水族館口停留場が今の名前に変わってから、20年近い年月が経過しました。大正初期に建設されているため長い歴史を持っており(廃止されていた時期すらありました)、異なる名前で市民の間に定着していました。特に、前世紀の後半は「県庁前」という名前で通っていたのです。
水族館口停留場は、「いおワールドかごしま水族館」の最寄りの停留場で、このアミューズメント施設へは歩いて10分以内でアクセスできます。このほか、名所や史蹟が多い地域です。重要文化財に指定されている「鹿児島県政記念館」を筆頭に、「薩摩義士碑文」などが有名です。
西南戦争の痕跡を確認できる「私学校跡」なども有名ですが、この史蹟については今では「国立病院機構鹿児島医療センター」がある場所としての知名度がすっかり高くなっています。
水族館口停留場は、国道10号線や204号線などに挟まれた一角にあります。路線バスについては、JR九州バスの路線が乗り入れる停留所が付近に設置されています。また鹿児島本校に近いため、航路を使って移動することも可能な地域です(特に有名なものは、桜島フェリーターミナルあたりになるでしょうか)。
水族館口停留場は、鹿児島市電の第一期線の管内にある停留場です。隣接する市役所前停留場は、市役所への通過点として利用されてきました。他の路線への乗り継ぎに関しては、始点となっている鹿児島駅前停留場が近くて有名です。この停留場を介して、JRの鹿児島本線および日豊本線への乗り継ぎ可能です。
このほか、JRの指宿枕崎線を使いたいときは、谷山線の管内にある南鹿児島停留場または脇田停留場で乗り換えすることがおすすめです。ちなみに、南九州全域で最大のスケールを持つ繁華街である、天文館に行きたいときは3区間先にある天文館通停留場で下車するとよいでしょう。
水族館口停留場が所在するエリアで介護施設をお探しの場合、最初のうちは5キロくらいの範囲を目安にするとよいでしょう。うまくいけば、停留場から1キロ未満の近場で運営されているところに遭遇する機会を持てます。
施設の種類に関しては、現在は住宅型有料老人ホームの割合がとても高くなっています。その他、サービス付き高齢者向け住宅などが点在しています。地価が安いエリアではないため、高額の料金が発生する施設は多少あります。しかし、あまりコストがかからない施設のほうが多いくなっています。
































