3路線が乗り入れる高松市の中心駅。施設の選択肢も豊富で金額面でもお勧めのエリア

当駅は高松市の最大ターミナル駅の一つであり、周囲には複数の商店街などが広がった繁華街を形成しています。高松市役所や銀行なども集まっており、駅周囲は高松市の中心部としての役割を果たしています。上記3路線が乗り入れている駅ビルに入っていた百貨店がいったんは撤退していましたが、2015年秋には新たな店舗を迎えて大々的にリニューアルオープンすることが決定しており、駅の利便性が高まることが期待されています。
瓦町駅を通る琴平線は、香川県高松市の高松築港駅と香川県仲多度郡琴平町の琴電琴平駅とを結び、長尾線は当駅と香川県さぬき市の長尾駅とを結ぶ路線。また、志度線は当駅と香川県さぬき市の琴電志度駅を結ぶ路線で、瓦町駅は3路線が乗り入れるターミナル駅として市民の足を支えています。
駅舎はことでん瓦町ビルと一体になっており、琴平線と長尾線はビルの1階部分に位置しています。琴平線のホームは1面2線を有し、1番乗り場から高松築港方面、2番乗り場から栗林公園・仏生山・滝宮・琴電琴平方面が発着しています。長尾線は1面1線で、3番乗り場からの利用が便利。志度線は道路を隔てた場所に1面2線のホームがあり、4・5番乗り場として琴電屋島・八栗・琴電志度方面が発着しています。
メインの出入り口になる西口駅前には大きな広場が設置されており、2階部分はペデストリアンデッキになっています。1階にはバスターミナルおよび瓦町バス案内所があり、ここから多くのバス路線が利用可能です。
瓦町駅のある高松市は、香川県だけでなく四国の中心地の一角として大きく発展している地域であり、人口減が始まっている香川県全体とは逆に、人口増が続くエリアでもあります。このように、活気のある地域ですが、高齢化の進展は高松市も例外ではなく、市も高齢者の居場所づくり事業や高齢者特別あんしん見守り事業など、種々の対応策を打ち出しています。
老人ホームや介護施設などの数は比較的多い地域で、特に市の北部に多くの施設が集まっています。それほど高額な施設はなく、住宅型有料老人ホームでは10万円前後、介護付き有料老人ホームでも15万円前後から入居することができ、入居一時金も総じてそれほど高額ではなさそうです。過ごしやすい安定した気候のうえ、交通の便が良く住みやすさにも定評があり、施設の業態も多様なので、老後を過ごすには選択肢の広いエリア言えるでしょう。