雲雀丘花屋敷駅エリアは昔ながらのお屋敷街。静かで自然豊か

雲雀丘花屋敷駅は、阪急電鉄「宝塚本線」が乗り入れる地上駅。所在地は兵庫県宝塚市となっていますが、駅の半分以上は川西市に位置します。駅の北には愛宕山がそびえ、山間には緑豊かな自然を生かしたゴルフ場なども。自然に親しめるのが雲雀丘花屋敷駅エリアの魅力でしょう。
1916年京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の「宝塚本線」が乗り入れていた「花屋敷駅」から、「平井駅(現・山本駅)」までの区間に「雲雀丘駅」が新設されました。1961年「雲雀丘駅」と「花屋敷駅」が統合し、「雲雀丘花屋敷駅」となり、現在に至ります。
駅のホームには宝塚本線の北千里方面行き上り列車と今津方面行き下り列車が停車。駅の近くに雲雀丘学園がある為、学生の利用が多く、生徒専用改札口が設置されています。2015年の調査によると、平日の1日平均乗降人員は1万2,063人です。
最寄りのバス停は東の改札口付近にある「雲雀丘花屋敷駅前」バス停で、パルティ川西前経由のJR川西池田行きや、満願寺経由の愛宕原ゴルフ場行きの阪急バスが止まります。
駅周辺に広がる「宝塚市雲雀丘」、「川西市花屋敷」は大正時代に開発された歴史の長い住宅地で、宝塚市・川西市でも指折りのお屋敷街。野山も近くて公園もあり、「環境が良い」と好評のエリアです。
反面、駅前に小さな商店がある程度で、商業施設が無い為、買物をする際は東隣の「川西能勢口駅」周辺まで行くか、西方の宝塚駅エリアまで行くことになります。川西能勢口駅は阪急電鉄・能勢電鉄の共同使用駅なので乗り換えも可能ですし、駅周りには家電量販店やスーパー、阪急百貨店などが集まっています。
そんな雲雀丘花屋敷駅エリアには雲雀丘学園だけでなく、東洋食品工業短期大学、宝塚大学といった学校がある為、学生の姿も多く見られます。また、グループホームやサービス付高齢者向け住宅、住宅型や介護付きの有料老人ホームなどのシニア向けの住まいもあります。
グループホームは入居時の頭金が10万円台から20万円台・月額利用料は10万円台。レクリエーションが豊富で、たこ焼きを作ったり、ボール遊びをしたりして楽しく過ごせます。
一方、サービス付高齢者向け住宅は入居時の頭金0円~20万円台・月額利用料は10万円台から20万円台。夫婦で暮らせる2人部屋のある住宅や、地元病院との連携により、医療サポートの充実した住宅などがあるのでおすすめです。