静かな土地で、静かなライフスタイルを築けます
昭和のある時期から、ベッドタウンとしての役割が高く評価されるようになった小野市。しかし宅地化が進んでいない地域が、まだ市内のいたるところに残されています。葉多駅の周辺は、まだそのような特色を強く維持しています。葉多駅から見ると、大規模な市街地は東側にしばらく進むと見えてきます。駅の南北に小規模な集落があり、東方に形成されている市街地と部分的につながっています。葉多駅の近辺には、あまり幹線道路が敷かれていません。比較的近いところは、県道81号線・118号線・349号線あたりが上がって来るでしょう。駅の南側からまっすぐ東に直進すると、小野工業高校があります。葉多駅の昨今の利用者の大半はこの高校の生徒や教職員で構成されています。葉多駅はずっと前から無人化されていますが、その事実はこの駅の利用率の低さの顕れでもあります。工業高校の生徒が通学しない土日祝日は、ひと際駅は閑散とします。過去20年間における、1日平均の乗客数を計算すると70~140人の間で推移していることがわかります。葉多駅は、神戸電鉄の粟生線の管内にある駅です。葉多駅はとても利用率が低い状態であるにもかかわらず、快速・急行・準急と全種類の列車が停車するというメリットに恵まれています。そして葉多駅は、終着駅である粟生駅と隣接しています。この隣駅を介して、JRの加古川線や北条鉄道の北条線への乗り継ぎが可能です。このほかに乗り換え場所は、25キロ以上離れている発着駅まで移動する必要があります。その鈴蘭台駅まで行くと、有馬線への乗り換えが可能となります(制限はあるものの、直通運転が実施されています)。葉多駅がある土地はのどかな雰囲気が強いという性質を持っています。介護施設を誘致する上では好ましい条件がそろっている環境です。実際に駅から2キロ以内で探すだけでも、施設は造作なく何軒も発見できます。ただし人気が高すぎるあまり、すぐに入れない施設もありますので気を付けましょう。それでも、最初のうちは駅から歩いて10~15分くらいの所要時間でアクセスできる場所もありますので、駅から近場のところから探してみるのもいいかもしれません。施設の種別に関しては、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームなどが多くみられます。











