パノラマ
水木しげるゆかりの土地。鉄道が数種類使えます
大開駅は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた駅としてよく知られています。しかし、立ち直りの早さでも話題を呼びました。耐震設計をしっかり考慮しながら改修工事に取り組んだことは、高く評価されています。大開駅は国道28号線に接する形で立地しています。また、阪神高速3号線・31号線などに近接しています。大開駅が所在する場所は、古くから続く住宅街の真ん中です。県営の団地などが近くに存在します。駅のすぐそばは、最近亡くなった昭和の大漫画家、水木しげるがずっと前に生活していた地域として有名になりました。大開駅は、阪神神戸高速線の管内にある駅です。特急列車は基本的に停車する駅に含まれていますが、種類によっては停車する時間帯に制限がかかります。この駅は高速長田駅・新開地駅に挟まれています。高速長田駅では神戸市営地下鉄の西神・山手線に、新開地駅では神戸電鉄の神戸高速線に乗り換えできます。新開地駅の隣には高速神戸駅が所在します。この駅は、阪急の神戸高速線やJRの神戸線・東海道本線に、それから神戸市営地下鉄の海岸線と接続しています。このように大開駅は、乗り換えがしやすい環境となっています。また、駅から歩いて10分とかからない位置に、JRの兵庫駅や市営地下鉄の上沢駅があります。兵庫駅では、神戸線のほか和田岬線を利用できます。上沢駅では、西神・山手線を利用できます。大開駅の利用率に関しては、公開されているデータが少ないのが実状です。過去10年間の調査結果を引用するなら、1日平均の乗客数は2500～3500人の間で推移しているものと推定されます。近くにJRや市営地下鉄の駅があるため、住民の需要が適度に分散しているという可能性が考えられます。大開駅周辺では介護施設の需要は以前から高かったようです。その求めに応じて、介護施設は各地に増設されてきました。このため、大開駅から徒歩10分以内でアクセスできる範囲だけを見ても、数軒の施設が見受けられます。最初のうちは、駅から2キロ程度の範囲をチェックしてしてみましょう。施設の種別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホームの2種類が主流となっている模様です。さまざまな持病を持つ高齢者に対応している施設もありますから、症状に合わせて施設を探すという手も有効です。入居費用は安いとはいえませんが、非常に高い施設も少数派となっています。 画像の一部はwikipediaから引用しています
