屏風ヶ浦海岸の最寄り駅。散歩に適した道に近いです
藤江駅が創設されたのは、今から90年以上前のことです。当初は、現在より数百メートルずれた位置が選ばれていました。その後、今はなき明石競馬場の利用者のために臨時の駅を開設した時期がありましたが、その駅が結果として現在の駅舎の原型となっています。藤江駅がある場所は海岸線に近いです。このため、松枝海水浴場のような夏休みにレジャー客が殺到する場所は、徒歩でも簡単にアクセスできる範囲にあります。このほか、「浜の散歩道」が指定されている地域に近く、天気のよい日に散歩をしたくなったときは、場所にまったく不自由しません。藤江駅の近くで、人目をひく施設といえば明石病院があげられます。アトピーの治療でかつて全国的に注目を集めたことがあります。藤江駅は、県道718号線のほぼ目の前に立地する駅です。北側に進むと、じきに国道250号線に到着します。バスについては、駅前などに2ヶ所乗り場が設けられています。これらの停留所では、神姫バスや市営のコミュニティバスの路線に乗り降りできます。藤江駅は、山陽電鉄の本線に所属する駅です。3区間進むと山陽明石駅に到着しますが、この駅を介してJRの神戸線に乗り換えができます。その後も神戸線と接続している駅はいくつも登場しますが、その間に位置する須磨浦公園駅で降りたときは、須磨浦ロープウェイに乗り継ぎ可能となります。実質的な発着駅となっている西代駅まで行くと、阪神の神戸高速線を利用できます(直通運転も実施されています)。藤江駅の利用率は、高度経済成長の時代にピークを迎えていました。昨今は職員が不在であり、全盛期と比べると利用客数は半分くらいに落ちているといわれています。1日平均の乗客数は、今世紀に入ると1400~1600人の間で推移していますが、大きな増減に発展したことはありません。藤江駅を起点として介護施設をお探しの時は、駅から3キロくらいの範囲をターゲットとするとよいでしょう(駅の南方向は、海に面していますから自然と範囲は限定されてしまいます)。施設の区分については、グループホームないしサービス付き高齢者向け住宅などが中心的な存在となっています。入居料金に関しては、月額使用料・入居一時金ともに10万円台~20万円台くらいが相場となっているようです(安いと、両方10万円台でOKというところが見つかります)。支払い方式は、変動制が採用されているところが目立ちます。










































