あいの里公園の中を、沼を一周するように散歩するのは楽しいもの
あいの里公園駅は、半世紀以上前の開業当初は、今と全然異なる駅名を持っており、所在地も数百メートルずれていました。この駅を取り巻く状況は、およそ30年前の「あいの里教育大学」の開学で一気に変わることになりました。
現在の駅名に変わったのは約20年前ですが、あいの里公園の最寄り駅となってからはこの公園目当てに訪れる旅客が増えました。現在のあいの里公園は、数々のスポーツ・運動施設の利用者のほか、自然にまつわる行事・イベントの参加者が年間を通してよく訪れる場所です。もちろん、散歩目的でやってくる住民が多いことに変わりはありませんが。
なお「あいの里」は札幌ニュータウンの別名でもあります。現在も新たな住民の流入はとまっていませんし、この駅の近くの土地の販売もさかんに行われています。あいの里公園駅は、国道337号線に近い位置にあります。路線バスの本数は少な目ですが、北海道中央バスが安定したサービスを供給しています。
あいの里公園駅は、JRの札沼線の管内にある駅です。この路線は70キロを超える区間を運行していて長大ですが、乗り換え場所は発着駅方面に偏っています。函館本線および札幌市営地下鉄の南北線への乗り継ぎができる駅が、それぞれ2ヶ所あります。また、札幌駅までアクセスしたときはこれらの2路線のほか、千歳線および地下鉄の東豊線への乗り換え可能です。
あいの里公園駅の利用率は、長い歴史を通して一貫して上昇していくばかりです。1日平均の乗客数を計算すると、平成の初期に900人台に乗ったあとはしばらく、増加のスピードが落ちていたことがわかります。しかし今世紀に入ると間もなく1000人を超えました。2010年代に入ると1500人を超えており、2000人に近づいたことまでありましたが、2014年は珍しいことに前年より減少するという結果が残りました。
あいの里公園駅を起点として介護施設をご検討の場合、方角や距離には気をつける必要があるでしょう。駅の南側は公園の敷地がずっと広がっていますし、東側から北側にかけて流れる石狩川のそばも、人の気配はまばらです。駅からの距離については、まずは2キロ圏内を目安にしてみましょう。
施設のジャンルに関しては、住宅型有料老人ホームや高齢者住宅などが最近はこの土地で注目を集めている様子が見られます。ときどき非常に高額の料金がかかる施設がありますが、大多数は入居一時金・月額使用料そろって安価に設定されています。




















