目の前の橋を超えると、市内の中心部に突入します

相生橋が架けられた場所は旧太田川と元安川の分岐点で、橋を東進すると市内中心部のひとつである紙屋町交差点にぶつかります。橋の東詰には有名な原爆ドームがあることで有名ですが、北側には旧広島市民球場をはじめ公共の施設や観光関係の施設が軒を連ねています。橋の南側には中島地区があります。中島地区の北部は大半が、平和記念公園で占められています。
本川町停留場の周囲は一般的な市街地で、大きな通りの沿道を中心にたくさんのビルが立ち並びます。しかし少し裏へ入るとすぐに平凡な宅地などが続く町並みが視界に入ります。高齢者の生活を想像する際にポイントとなるのは、すぐそばに広島記念病院が営業していることでしょうか。なお、隣接する十日市町停留場までは歩いても時間がかかりませんが、この停留場は広島市道横川江波線に接しています。
本川町停留場は、広島電鉄の本線の管内にある停留場です。前述したばかりの、隣接する十日市町停留場では、横川線への乗り換えが実現します。さらにその隣にある土橋停留場で下車すると、江波線への乗り換えが可能となります。そこから先は、終点の広電西広島停留場まで乗り換えのチャンスはありません。しかしこの終点まで行けば、宮島線のほかJRの各線山陽本線への乗り換えのチャンスが発生するため、さかんに利用されています。
本川町停留場は大きな川に接しているため、この近くで介護施設を見つけたいなら川の向こうまでもれなくチェックするようにしたほうがよいでしょう。停留場の至近距離の範囲で、定員にゆとりがある施設を見つけることはかなり難しいのですが、およそ2キロくらい遠ざかるとだんだんと施設を見つけやすくなるでしょう。ねらい目といえそうなのは、2~4キロ圏内といったところでしょうか。
施設の区分については、介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅に出会う確率が高そうです。費用体系についてはバラバラで、100万円以上の費用がかかるところもありますが、入居一時金・月額使用料がともに10~20万円台といったところのほうが多いです。