上州新屋駅周辺はのどかな場所。温泉もある介護付き有料老人ホームも

上州新屋駅は、群馬県甘楽郡甘楽町の金井に位置する上信電鉄「上信線」の駅。1915年(大正4年)「新屋駅」として開業。1921年「上州新屋駅」に改称されました。2004年以降、無人駅となり、現在使われている小さな木造駅舎は昔ながらの趣です。
1面1線のホームには高崎方面行き上り列車と、下仁田・上州富岡方面行き下り列車が停車。本数は少なめで、1時間に1~2本程度です。高崎方面行きは朝の通勤時間帯のみ4本ほどに増便されます。運行時間は高崎方面が朝の5時から22時まで、下仁田方面行きが朝の5時から23時までです。
駅付近には郵便局や菅原神社などがありますが、住宅はまばら。南を走る国道254号「上上州やまびこ街道」に沿って住宅も並んでいます。駅前には馬県道203号「金井高崎線」が走り、駅の北側を走る国道254号「甘楽吉井バイパス」と交差。その更に北には鏑川が流れます。
ちなみに駅の東側に、仏教のお話に出てくる「三途の川」が由来となった「三途川」が流れており、三途の川の渡し賃である「六文銭」を徴収していた奪衣婆が祀られています。
東隣の「西吉井駅」まで1.2kmと短く、西吉井駅から隣の「吉井駅」までも1.7km。吉井駅の近くにはスーパーやホームセンターなどが集まるエリアができたので、足を延ばせば買い物が楽しめます。反対の西隣である「上州福島駅」まで2.0km。こちらのエリアにもホームセンターや図書館などがあります。
上州新屋駅エリアにはサービス付高齢者向け住宅や介護付・住宅型有料老人ホームといったシニア向けの住まいが次々と誕生。駅から徒歩圏にもあるのが嬉しいところです。サービス付高齢者向け住宅は入居時の費用0円・月額利用料は15万円未満。
介護付き有料老人ホームの中にはリゾートタイプも現われました。入居時の費用が数百万から数千万円・月額利用料は10万円台から20万円台。少々高めですが、温泉やサウナがあり、お風呂が満喫できます。居室も広く「夫婦入居」や「ペットと入居」ができるのが魅力。愛猫や愛犬と離れずに済みます。
上州新屋駅のエリアには、所々に飲食店やスイーツショップ等が点在してはいますが、基本的には非常に静かな住宅街です。穏やかなシニアライフにピッタリかも知れません。