ホタルを題材にした美しい駅の近くに施設が続々と登場

次郎丸駅の周辺は、典型的な住宅街が中心を占めています。大手のディスカウントショップやスーパーマーケットなどがすでに進出しており、日常的な買い物で不便を強いられる心配はまずありません。また福岡県を代表する大学機関などの拠点が多少おかれており、学生が町を練り歩く姿は当たり前のように見かけられます。
次郎丸駅から見て最寄りの幹線道路は、おそらく国道202号線でしょう。鉄道に頼らずに遠出したいときは、まずはこの道路を経由してルートを探すのが妥当ではないでしょうか。
次郎丸駅は、福岡市営地下鉄七隈線の管内にあります。七隈線は、歴史はきわめて浅い路線ですがすでに西区・早良区・城南区・中央区を通り抜ける路線として市民の間で高い浸透度を示しています。乗り換えができる駅はどうしても、次郎丸駅から見ると反対方向に集まっていますが全体的に最新式の設備でいっぱいの路線ですから、旅程は決して味気ないものではありません。現
在の終着駅である天神南駅では空港線に、そしてJRの天神大牟田線に乗り換えることができます。もっとも天神大牟田線に関しては、その2区間手前にある薬院駅で降りても利用可能です。そして現在、博多区まで延伸するプランが浮上しており、無事に工事が完了した暁には篠栗船や鹿児島本線のようなJRの各在来線と新幹線(九州新幹線と山陽新幹線が接続する駅です)を利用できるようになるでしょう。
次郎丸駅の近隣は、介護施設業界から見た場合なかなかチャンスの宝庫のようです(まだ、全体としては施設数が多いとはいえないのですが)。駅からあまり離れていない一帯である程度、土地などの確保が可能なため駅から数百メートルくらいの便利な場所ですでに相次いで施設がオープンしています。そして駅から近いからといって、入居コストが高額だとは限らないところがポイント(駅から近いと、比較的高層の建物が多いという特徴はあるでしょうか)。
さらに付言するならば、安いからといってサービスの質が低いなんてことはありません。1軒1軒施設の性格はまったく違います。これはやはり、直接見に行って納得いくまで施設の内外を見てくるに越したことはなさそうです。