宮の陣駅は2路線利用可能。看護士もいる住宅型有料老人ホームも

宮の陣駅は、福岡県久留米市の宮ノ陣一丁目に位置する西日本鉄道「天神大牟田線」と「甘木線」の駅で、1924年(大正13年)に開業しました。宮の陣駅は久留米市の北部に位置し、駅の南には筑後川が流れます。筑後川の河川敷には「リバーサイドパーク」もあり、広々として気持ちの良い居場所です。
ICカード「nimoca」も使える駅で、2面2線のホームには天神大牟田線の小郡・二日市・福岡(天神)方面行き上り列車と、久留米・柳川・大牟田方面行き下り列車が停車。そして甘木線は宮の陣駅が起点で、本郷・甘木方面行き列車が発着します。甘木線は全列車が天神大牟田線の西鉄久留米方面に直通。早朝や朝ラッシュ時は本郷から花畑・大牟田間の途中折り返し列車が設定されています。
宮の陣駅は急行も止まる駅。天神大牟田線は上りが1時間に4本ほど・下りは6本ほど発着。甘木線は1時間に2本程度です。2014年度の調査では、1日の平均乗降人員は2,250人。
駅の西側には国道3号が走り、最寄りのバス停も国道3号上にある「久留米大橋」バス停です。久留米市中心部と鳥栖市を結ぶ西鉄バス佐賀の路線バスが利用できます。天神大牟田線と並走するように県道88号線も走行。駅周辺は住宅地で、スーパーや飲食店、居酒屋などが点在しており、宮ノ陣神社や国分寺などのスポットも。
駅南の筑後川を渡ると南隣の「櫛原駅」があります。両駅間は1.2kmほどの近距離で、間には国道210号「久留米東バイパス」が走っています。その沿線には中央公園や久留米市野球場が広がり、その東には衣料品店やドラッグストア、ショッピングセンターや家電量販店などの大型商業施設が軒を連ねる商業エリアが誕生。シニア世代も買物がしやすいでしょう。
駅エリアには住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅も増えています。特に住宅型有料老人ホームが多く、入居時の費用が0円から10万円前後・月額利用料は10万円以下といった金額です。場所によっては看護士も常駐しているため、終身利用可能なところも。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は住宅型と料金が同じくらいで、完全個室の居室にはキッチンも完備。
宮の陣駅エリアは2路線が利用可能で、バスも運行しています。大きな主要道路も通り、商業施設も比較的近くて便利です。ぜひ、エリア内のシニア向け住まいを見学してみてください。