ホームに降りると、団地が視界いっぱいに広がっています
徳力公団前駅は、管内のほかの駅と同じく2015年に入って間もないころに、開業からちょうど30年目となる日を迎えたところです。駅の西口から外に出ると、目の前には団地が広がっています。建造当初は公営の団地でしたが、その後都市再生機構の管理下に移行しています。
いずれにしてもスケールが大きく、またオープンしてからの年月もかなりの長さに達しているため、内部や周縁部にはさまざまな施設が準備されています。駅の東側の近くも集合住宅が立ち並ぶエリアが設けられています。そして戸建て住宅が密集する地区も遠くまで延びています。
徳力公団前駅は、国道322号線の真上に建造されています。また駅の南側を県道257号線が東西に走り抜けています。ちなみに322号線に沿って北上すると、やがて北九州都市高速道路1号線にアプローチできます。駅付近にて設営されているバス乗り場には、西鉄バスグループの路線バスおよび高速バスが乗り入れています。
徳力公団前駅は、北九州高速鉄道の小倉線の管内にある駅です。終着駅である企救丘駅まであと3区間という位置に所在しています。企救丘駅では、JRの日田彦山線への乗り継ぎができます。この終着駅を除くと、乗り換え可能な駅は発着駅まで行かないと発生しません。発着駅である小倉駅とは6キロを超える距離がありますが、JRの各線(日田彦山線ほか、鹿児島本線・日豊本線・山陽新幹線)を使いたいときは便利です。
徳力公団前駅の利用率は、今世紀に入ってからはたいして変化していません。1日あたりの乗客数は、2000~2300人の間でずっと推移しています。あえて付言するなら、今から10年近く前までは若干の減少傾向がみられたかもしれません。
徳力公団前駅の周辺は数十年前から変わらない住宅密集地です。住民の高齢化は確実に進行しており、介護サービスのニーズは年々高まっています。駅から1~2キロ以内の近場で区切って検索しても、数軒の施設なら発見できるでしょう。最初のうちは駅から3キロ圏内をよく探す程度でもかまわないかもいせません。
施設の種別に関しては、目下グループホームと住宅型有料老人ホームが二大勢力のようになっています。介護付き有料老人ホームなどは、探す範囲を拡大すると見つけられる可能性が上がりそうです。月額使用料は比較的低価格になっており、20万円に届かないくらいでしょう。





























