西鉄香椎駅周辺は商店街有り。看護士常駐の介護付き有料老人ホームも

西鉄香椎駅は、福岡県福岡市東区の香椎駅前二丁目に位置する西鉄「貝塚線」の駅。松本清張の推理小説「点と線」に登場する駅としても知られます。
1924年(大正13年)、博多湾鉄道汽船の「新香椎駅」として開業。1942年博多湾鉄道汽船が九州電気軌道(後の西日本鉄道)に合併され、1950年に「西鉄香椎駅」に改称されました。2006年に改修工事が行われ、エレベーターやエスカレーターのある高架駅になったのです。
1面2線のホームには貝塚方面行き上り列車と、西鉄新宮方面行き下り列車が停車します。2014年度の調査結果によると、1日の平均乗降人員は3,371人と少なめ。西鉄香椎駅のすぐ東側にJR西日本「鹿児島本線」の「香椎駅」があり、快速や一部特急も止まるため、利用者数は1日約1.1万人と多く、JR香椎駅の方がよく利用されているのが現状です。
駅エリアには小学校から大学まで教育機関が多く、駅からのバス路線も多めです。最寄りのバス停名は「西鉄香椎」バス停で、天神(福岡の中心地)や香椎浜海岸通、県庁・博多駅・大濠公園などを巡るバスに乗車することができます。
道路も発達しており、主要道路の国道3号や、福岡高速1号線が走行。都市高速は香椎出入口から利用できます。
西鉄香椎駅にはスーパーが隣接。駅前には商店街があり、飲食店や和菓子屋、美容院などの専門店が並んでいます。シニア世代もゆっくり買物ができるでしょう。現在、大規模な再開発が実施中で、数年後・数十年後には新しい西鉄香椎エリアが見られるかもしれません。
駅エリアにはサービス付き高齢者向け住宅や介護付有料老人ホームなどが増えています。サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用が10万円台から20万円台・月額利用料は10万円台から40万円台です。自由度が高いので、気軽に買物や散歩に行くことができます。カラオケや麻雀といった娯楽も充実。楽しく過ごせる施設です。
一方、介護付有料老人ホームの中には入居時の費用が数千万円といった高級系のものも現れました。介護士だけでなく看護士も24時間常駐。高度な医療サポートを受けられるのも魅力です。居室も広く、風呂・トイレ・キッチン付き。夫婦入居することもできます。
西鉄香椎駅エリアは西鉄電車とJRが利用できる便利な場所。駅前には商店も集まっており、シニア世代にもおすすめです。ぜひ、エリア内のシニア向けの住まいを見学なさって下さい。サービス付き高齢者向け住宅などは駅から徒歩圏。その便利さは必見です。