坊ちゃんスタジアムやマドンナスタジアムの最寄り駅です

2002年に、輸送力増強工事を実施した市坪駅は、同時に「野球(の・ボール)駅」というニックネームを採用しています。この名前の由来は、地域を代表する俳人である正岡子規の幼名にあります(正岡子規は、日本に持ち込まれて間もない野球を愛好した人物でもあります)。
市坪駅は、松山中央公園の目の前に位置しています。特に、野球場(坊ちゃんスタジアム)に近く、プロ野球が開催される日は臨時列車が運行。このほか公園内には、テニスコートや競輪場、武道館などが併設され、また武道館では、アーティストのコンサートのようなイベントが開催されることが少なくありません。
市坪駅の東側は、一般的な市街地です。しかし、南側を流れる重信川を渡っていただくと、建物の密度は急速にまばらになります。重信川の手前を走る松山外環状道路は、市坪駅の周辺でいちばんスケールが大きな幹線道路で、この車道を経由すると、松山自動車道へのお乗り入れが簡単になります。
市坪駅は、JRの予讃線に所属する駅です。隣接する松山駅では、伊予鉄道の大手町線への乗り換えが可能となり、反対方向に4区間お進みになると、伊予市駅に到着。伊予市駅では伊予鉄道の郡中線を利用できます。
市坪駅は、基本的には無人の状態で運行されています。しかし、松山中央公園内の野球場や武道館などでビッグイベントが開催される日は、松山駅から職員が派遣されて乗客へのサービスを提供します。特定の日に限って乗客が急増するため、1日あたりの乗客数の計算が難しくなるといわれてきました。1日平均の乗客数は、500人を超える年が珍しくないようです。
市坪駅を基点として介護施設が必要になる場合は、駅から2km以内の近場を徹底的に探し回ることが重要。また駅から徒歩10分程度の位置にある便利な場所に住むことができます。特別養護老人ホームのような倍率が高いところも混ざっていますが、入居しやすいところを見つけ出すことは決して難しいことではありません。
施設の種類に関しては、グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅の多さがとても顕著。それ以外では、介護付き有料老人ホームも少しずつ増加している段階です。施設の費用についてはまちまちですが、安価なところをお選びになれば月額使用料と入居一時金の合計額が10万円に満たない可能性が高いです。