成田市の真南に位置する町で、成田との交流が活発です

芝山町は、千葉県の北東部に位置する自治体です。
南北から山武市・成田市に挟まれており、東西から富里市・香取郡の多古町に挟まれています。
芝山町は土地の凹凸が激しい土地柄であるにも関わらず、農業が盛んでした。
今でも、町内には数多くの農地が残されており、稲や野菜が栽培されています。
その一方で昭和半ばを過ぎると、交通機関や輸送システムが大幅に発達し工業用地の建設が進められるようになりました。
そのため町内には工業団地が多く、大規模な建物が目立ちます。
芝山町は、古くから定住者がいた地域です。
古墳時代の史料が各地で出土しています。
それらをまとめた文化施設が、「芝山古墳・はにわ博物館」です。
この博物館には、埴輪をはじめ町内外から発掘された大量の史料が展示されています。
この博物館がある芝山公園の敷地内には江戸時代の農家の邸宅が残されており、中に入って見学することができます。
樹木や草花が豊かな芝山公園は、町民の間で大切な憩いの場所として重宝されてきました。
町内北部、成田市との境界線付近まで行くと、航空科学博物館があります。
この博物館では、実際に使用されていた飛行機を目の前で見られるなど、日本の航空業界の歴史を学ぶことができます。
芝山鉄道線は今世紀に入って間もなく施設されたまだ歴史の浅い路線で、芝山千代田駅から利用することができます。
路線バスについては、JRバスグループや京成バスグループのサービスをご利用可能。
また、町営のコミュニティバスへのご乗車もできます。
幹線道路については、国道296号線がよく使用されています。
芝山町の人口は、20年以上前に頂点に達して以降、減少傾向が続いています。
2023年には人口6,905人、高齢化率36.0%となっています。
現在の芝山町で介護施設をお探しになる場合は、民間の施設ではグループホームが、公的な施設では介護老人保健施設や特別養護老人ホームが見つかりやすい状況です。