静かな片田舎。しかし「横手焼きそば」で有名な店に近いです
横手市は今世紀に入ってから、県内で2番目の人口を抱える都市に変わりました。およそ10年前の大合併でたくさんの自治体を編入したことがそのきっかけでしたが、前世紀の間もかなりの自治体との統合を経験しています。柳田駅の周辺がかつて含まれていた、旧平鹿郡栄村もそのひとつです。
旧栄村は、60年以上昔の編入時の段階で人口が5000人に満たない小規模な村でした。現在も人口密度がとても低く、集落がある土地はかなり偏っています。山林地帯に狭間に位置するというロケーションの制約がある中で、現在は主として駅の東側から北方向にかけて人家などがかたまっています。駅の西側は農地などに使われる土地が今なおたくさん残っています。
旧栄村の役場は現在、市役所の出張所として引き続き利用されています。そのほか駅の近くで目をひく施設といえば、市の名物「横手焼きそば」が定番のメニューとなっている飲食店があります。
柳田駅は、JRの奥羽本線の管内にある駅です。すぐ隣に横手駅がありますが、この駅は快速列車が停車するため高速で移動する必要に迫られたときはとても便利です。横手駅には北上線への乗り換え地点というメリットもあります。
横手駅から3区間先へ行くと、大曲駅に到着します。大曲駅には田沢湖線および秋田新幹線への中継地点という使い方があります。柳田駅は、秋田自動車道の南側に立地する駅です。秋田自動車道に沿って西側に移動すると、やがて湯沢横手道路が南北に敷かれている光景にぶつかります。
柳田駅は、信号場だった時代を含めるとすでに1世紀近い歴史を持っています。そのため、職員が常駐していた時代が過去にはありました。しかし現在は無人化されており、駅の利用率は相当に低下しているものと推測されます。
「柳田駅の周りは、介護施設を探しやすいかどうか?」そう問われた場合、事情に通じている人の間では答えが分かれるかもしれません。建物などをつくれる場所が限られているという意味では探しやすいといえます。しかし施設が決まった土地に集中しているわけではありませんから、その点を理由に探しにくいと答える人もけっこういることでしょう。
実際に、最初のうちから駅から7~8キロ離れたところまでチェックするようにしたほうが建設的です。施設のタイプに関しては、グループホームがいちばん見つけやすいでしょう。その他、
サービス付き高齢者向け住宅あたりがおすすめできます。











