「花の街とよあけ」を、一生懸命に目指しているところです

愛知県の西側に位置する、豊明市。
名古屋市と刈谷市に東西を挟まれているほか、南北を大府市と愛知郡東郷町に挟まれています。
北部を中心に緑が残るものの、市街地が土地の過半数を占めています。
最近は外国からの移住者もかなり多くなり、国際色が強まっている段階です。
この地域は、桶狭間の戦いなど戦国時代の重要な出来事が起こった場所でした。
その点を用いた観光キャンペーン活動を、2016年から市全体でさかんに実施しているところです。
毎年6月になると、桶狭間古戦場まつりが開催されます。
これは一般市民が大量に参加している催事で、武者行列や合戦の再現などをお楽しみいただける点が醍醐味です。
実際に戦場となった地域には、今川義元の墓所が建てられています。
かつて今川義元が居城のひとつに選んだこともある沓掛城址は、現在公園として整備されています。
近年は桜の名所として利用されるようになりました。
豊明市はもともと史跡が多い土地で、阿野一里塚や薬師ヶ根遺跡などが有名です。
二村山は眺望のよさで古くから有名な山で、平安時代にすでに和歌や紀行文の材料にされてきたほど。
歌碑や句碑がたくさん建てられています。
現在は登山客が数多く集まる名勝地です。
豊明市には愛知豊明花卉卸売市場があります。
アジアでいちばんの鉢物卸売市場と目されており、実際にこの場で取引きされる花はとてつもなく多いです。
予約があれば内部を見学できる施設で、みずみずしい蘭の花などを見物可能です。
豊明市で列車を用いた遠出をお求めになる場合は、名鉄本線をご利用できます。
名鉄グループの存在感が強い地域で、路線バスの運行も名鉄バスが担当しています。
そのほか、市営のコミュニティバスもご利用可能です。
その中には、隣接する名古屋市や東郷町が運営するサービスも含まれています。
幹線道路に関しては、伊勢湾自動車道や国道23号線、県道57号線などが便利な車道でしょう。
豊明市の人口は、2010年前後までは増加していくばかりでしたが、その後は横ばい気味に近い状態が続き、2023年の高齢化率は26.3%と全国平均値より低い数値でした。
現在の豊明市で介護施設へのご入居をお望みの場合は、グループホーム・介護老人保健施設・特別養護老人ホームあたりが見つけやすいでしょう。
ケアハウスなども増加しつつあります。
医療ケアについては、藤田保健衛生大学病院が市内で最大級の総合病院です。