数多くの文化遺産が立地する山口駅!観光スポットも多く存在

山口市は県の中央部に位置する山口県の県庁所在地です。
県の行政機関が集まる一方で、市の周辺は緑の多い山地が囲み、自然豊かな都市でもあります。
室町時代に建てられた「瑠璃光寺」や美しい庭園を有する「常栄寺」などは市の観光スポットです。
自然を活かした名所も多く、阿武川の渓谷である「長門峡」、スキー場が整備されている「十種ヶ嶺ウッドパーク」などは、市内外から毎年多くの人が観光・レジャー目的で訪れます。
山口市内にはJR山陽本線や宇部線、山口線、山陽新幹線が通っており、市内・県内はもちろんのこと、新幹線を利用すれば全国どこにでもアクセスが容易です。
山口駅は山口線が乗り入れている駅で、市の基幹駅となっています。
しかし、駅のすぐ近くに商業施設が軒を連ねているわけではなく、駅の北西を通る県道194号線を進んだ先にある米屋町商店街沿いが商業集積地です。
こちらにはデパートの「山口井筒屋」や、スーパーの「新鮮市場中市店」などが立地し、市民の買いものスポットとなっています。
駅からは少し離れているため、バスやタクシーの利用が必要でしょう。
商店が集まっている地域を抜けて県道204号線を過ぎると、県立美術館や県立山口博物館、県立図書館、山口サビエル記念聖堂などの文化施設が。
駅の南東側は住宅地が少し広がり、その先は山地なので商業施設などは立地していません。
市内には山口駅周辺以外にも、湯田温泉駅の周辺や「維新百年記念公園」「維新みらいふスタジアム」など観光スポットが多いです。
また、山陽新幹線が通るのは山口駅ではなく、市の南西に位置する新山口駅でもあることから、市街地の形成が一極集中型ではありません。
しかしそのおかげで、山口駅周辺は繁華街の形成による雑多な雰囲気は少なく、静かに生活できる環境が広がっていると言えます。